若槻千夏の「話盛りすぎ疑惑」は本当だったのか──。5月31日の「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)に出演した際のエピソードトークに、疑問の声が沸き起こったのである。
この日は値上げラッシュに負けない「節約に命をかける女」が集合し、無駄なお金を削減するための涙ぐましい術を公開した。レギュラー的立ち位置の若槻は、共演者の話に驚いたり感心したり。と、ここでフリマアプリの話題になった。
川島海荷は妹が捨てた服をこっそり拾って勝手にフリマアプリに出品し、お金を稼いでいたと告白。続けて若槻が似たような話題として話し始めたのが、実家に戻った際に母親がやっていたことだった。
母親がスマホでなにやら怪しい行動をとっていたので尋ねると「フリマアプリ」と答え、そのアカウント画面をとっさに隠したのだという。だが、チラッと見えした画面に書いてあったものを記憶し、検索をかけてみると、なんと娘の写真集を勝手に売却していたことが分かったのである。
若槻は「私の写真集を100円で売ってたんです」と出品額をバラすと「それも売れてねぇの」と自虐ネタを繰り出した。
ところが、だ。フリマアプリでの最低出品額は300円である、との指摘が出たのである。よって若槻の話はウソではないか、と。
毎週のように同番組で「使える」エピソードを話す若槻。話術は申し分ないとしても、湯水のように湧いてくる情報に「話盛りすぎ」との指摘がたびたび見られた。それが図らずも「証明」されてしまう形に。彼女はどこまで脚色しているのだろうか。
(立石六朗)