スポーツ

長州力「『長州力』の名前でやめようと思った」/テリー伊藤対談(1)

●ゲスト:長州力(ちょうしゅう・りき) 1951年、山口県生まれ。1973年、新日本プロレス入門。翌年デビュー。藤波辰巳(現・辰爾)との抗争は“名勝負数え歌”と称され、空前のプロレス人気に。1984年、新日本プロレス退団。その後は「ジャパンプロレス」や「WJプロレス」の旗揚げ、「LEGEND THE PRO-WRESTLING」「POWER HALL」のプロデュースなど幅広く活動。2019年、引退。同年に始めたツイッターが話題となり、現役時代を知らない若い世代からも高い人気を得ている。

 ツイッターのフォロワー数は約60万人。レジェンドレスラーとしてはもちろん、今やタレントとして若い世代からも支持を集める長州力。しかし人気者ゆえの悩みか、テレビ出演には不満もあると言う。熱海での生活から趣味の映画の話まで、天才テリーがすべてを聞き出した。

テリー まだ6月なのにずいぶん日焼けしてますね。

長州 熱海、天気よかったので。

テリー 今、熱海にお住まいですもんね。海岸で焼くんですか。

長州 そうですね。海岸に孫を連れて行ったりして。

テリー いいですねぇ。お嬢さんのお子さん?

長州 そうです、長女の。ホッとしますよ。

テリー お孫さんと遊んでると?

長州 テリーさんがです。年があんまり変わんないなと思って。

テリー 僕73歳ですから、2個上ですね。

長州 なんか同窓会みたいだなと思って。

テリー アハハハハ、そんなこと言ってもらえるとうれしいですよ(笑)。長州さん、ちょっと痩せました?

長州 (現役時代と比べて)もう30キロ近く体重が落ちたんじゃないですかね。

テリー あ、そんなに? ダイエットしたんですか。

長州 いえ、道場に行って軽くトレーニングはしてますけど。僕はもう毎日好きに食べて飲んで。

テリー じゃあ、普通にしてたら痩せたんだ。うらやましいな。

長州 今すごい体が軽くて、フラフラします(笑)。

テリー 現役時代は毎日ハードなトレーニングをしてたじゃないですか。そうすると引退しても体を動かしたくなるものですか。

長州 終わったからって、あまり止まらないほうがいいですね。体はそこそこ動かさないとやっぱり。

テリー 軽くっていうのはどのぐらいトレーニングされてるんですか。

長州 時間がなくても1時間は。休みの日だったら2時間ぐらいやりますね。

テリー そうか。長州さんの「軽く」は1、2時間だ。

長州 もう習慣みたいなもので、今さら変えられないですね。

テリー 熱海に住んで、どのぐらいなんですか。

長州 僕はまだ1年ちょっとですね。家内たちは先に行ってたんですけど。

テリー 何で熱海だったんですか。

長州 海が好きなので。熱海は田舎にちょっと似てるような環境なんですよ。

テリー 生まれは山口ですよね。「長州」ですもんね。

長州 はい。

テリー で、「力」は「力道山」の力から?

長州 じゃないですかね。

テリー 誰が考えたの?

長州 それがわかんないですよ。一説によれば、猪木さんが最後に「力」って入れたっていう。

テリー あ、そうなんだ。最高の名前ですよね。

長州 いやぁ、僕はこれを付けられた時は、やめようと思ったんです。見た目は格好よくないけど、せめて横文字が入ったような名前にしてほしかった(笑)。

テリー ああ。それこそアントニオ猪木とかジャイアント馬場とか。

長州 当時はそういう人たちがリングで頑張ってましたから。そういう名前がよかったですね。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論