オリックスの山本由伸投手が「マイナビオールスターゲーム2023」(7月19日・バンテリンドーム、20日・マツダスタジアム)のプラスワン投票で、DeNAのトレバー・バウアー投手とともに選出された。山本の出場は5年連続5度目で「すごく楽しみにしているので、全力でプレーしたい。オールスターの2日間を大事に過ごしたい」とコメントした。
山本をめぐっては、今オフにポスティングシステムによるメジャー移籍が確実視されている。
「ストレートは160キロ近い球速ですし、スライダー、スプリット、カーブ、カットボールといった変化球も、全てが一級品。メッツに移籍した千賀滉大が活躍し、大きく評価を上げていることも追い風です。山本の株は爆上がり中。仮にポスティングで海を渡れば、7年総額140億円程度の超大型契約を勝ち取ることができるでしょう」(メジャー関係者)
7月15日のソフトバンク戦では、メジャー関係者が目を光らせる前で8回1失点。リーグトップの9勝目を挙げた。
「先発としてタフであることも評価されています。2021年に18勝、2022年には15勝。2年連続でパ・リーグMVPに輝いた実績は、申し分ありません。今年3月のWBCでは、海外勢相手にも通用することを証明しました。メジャー球団の3番手、4番手の先発候補として目玉となりそうです」(スポーツライター)
山本の今年の推定年俸6億5000万円。メジャーに行けば3倍以上のカネを手にすることになりそうだ。