スポーツ

オリックス中嶋聡監督が疑問視した「球宴の過密日程」1試合のみはアリなのか?

 オールスター(球宴)で、パ・リーグの監督を務めるオリックスの中嶋聡監督が、球宴の日程について苦言を呈した。曰く、「どう考えても4日で2試合というのはおかしい」と、その過密ぶりを疑問視している。

 今年の球宴は7月19日にバンテリンドームで第1戦、20日にマツダスタジアムで第2戦で開催されるが、もし20日が雨天中止になるようなことがあれば、予備日の21日に延期される。しかし、公式戦が直後の22日に再開することから、選手の負担が大きいと考えているようだ。

 球宴は、1リーグ時代の1937年からメジャーを手本に開催。50年にセ・リーグとパ・リーグに分裂したのを受け、翌51年から両リーグ対抗方式で実施されている。

 スポーツライターが解説する。

「60年代以降は3試合で定着していましたが、メジャーが年1試合ということもあり、選手会からの要望で89年から原則2試合になりました。2005年からは『セ・パ交流戦』が始まり、リーグの異なる対戦も決して珍しいものではなくなってきたことから、近年は1試合制を求める意見も少なくありません。しかし球宴は地方開催も見所となっており、これが野球の普及に寄与していることから、なかなか試合数を減らすのは難しいかもしれません」

 中嶋監督は選手ファーストを掲げ、自軍のWBC選抜メンバーを「監督推薦」から外した。結局、プラスワン投票で山本由伸投手が選ばれているが、今オフは球宴の在り方を巡って議論が交わされそうだ。

(ケン高田)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論