7月29日にスタートしたSixTONES・松村北斗となにわ男子・西畑大吾による主演ドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」(テレビ朝日系)が、放送開始直後から2分でツイッター(現X)の世界トレンドで1位になった。松村は不可能(HOW)専門探偵、西畑は不可解(WHY)専門で、難事件に挑む本格ミステリー。決め台詞の「俺たちに解けない謎はない」は、今期ドラマのトレンドワードとなりそうだ。
西畑は今年上半期、ドラマ「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」(テレビ朝日系)と「世にも奇妙な物語’23 夏の特別編 虹」(フジテレビ系)で、俳優としても引っ張りだこ。6月に公開された清水崇監督の映画「忌怪島」では、ホラー映画で単独初主演を務めた。
グループでは、関西ジャニーズJr.時代からまとめ役。当時から俳優として頭一つ抜けた存在だった。デビュー前の17歳で連続テレビ小説「ごちそうさん」、19歳で「あさが来た」(いずれもNHK)に出演。異例の朝ドラ2作品で丸坊主になっている。
好きなタレントは、一貫して二宮和也。その一途な愛は双方のファンと二宮から認知されている。2017年、日清オイリオグループ「鮮度のオイルシリーズ」のテレビCMで初共演という形で愛が成就した。
西畑は二宮からさまざまな影響を受けている。その言動を監視に近い状態でチェックしてきたせいか、「貯金」という趣味まで同じになった。口座は2つあり、毎月給料が振り込まれる口座から8割ほど、貯金用口座に移している。
「さすが『二宮教の信者』といわれる西畑。ニノの『記帳が趣味』という名言はもはやジャニーズファンなら誰もが知るところですが、そのDNAをしっかり継いでいます。しかも携帯アプリではなく、銀行に行って通帳を記入して残高を確認するところまで、ニノ譲り」(週刊誌記者)
二宮は、1998年の松本清張原作ドラマ「天城越え」(TBS系)、2006年に公開されたクリント・イーストウッド監督の映画「硫黄島からの手紙」、同年のSPドラマ「少しは、恩返しができたかな」(TBS系)の3作で丸坊主になっている。
西畑ほど二宮に類似しているタレントはいないだろう。
(北村ともこ)