プロ野球・DeNAのキャプテン、佐野恵太外野手がチームと自身の不振に苦しんでいる。
阪神に敗れた8月4日の試合(横浜スタジアム)ではグラウンドでの挨拶後、ベンチに引き上げる際にスタンドから佐野に対して厳しい言葉が投げかけられ、関根大気外野手が「帰れ! お前!」とブチギレ。この様子がネットに拡散し物議を醸した。
不甲斐ないキャプテンにファンの怒りもMAXに到達したのだろう、ある1人のファンが「佐野! ふざけんな! キャプテンなんだからしっかりやれ! 打てない守れないなら全力疾走くらいやれよ!」と叫んだ。これに関根が応戦。テレビ中継にまで映ってしまったわけだが、同日に関根は自身のSNSで、
「チームメイトは家族。家族に対して棘のある言葉が多く降り注がれた時に僕は申し訳ないですが、この行動となりました」
と説明している。
ただ、ネット上では「あのヤジはない」といった指摘の一方、「割と正論」と、ヤジを飛ばしたファンを擁護する声も散見されるのだ。
スポーツライターが語る。
「佐野は8月1日から6日までの6試合で20打数のたった3安打。凡打の際には一塁まで全力疾走しない様子も見受けられました。またイージーフライを落球する凡ミスもしており、口さがないファンからは『佐野サービスエリア』などと揶揄されている。ヤジは決して褒められたものではありませんが、不甲斐なさに怒るスタンドの声も理解できます」
結果でヤジを黙らせるしかないだろう。
(ケン高田)