大阪・北新地のカリスマキャバ嬢でモデルの「ひめか」が、未成年を対象にイベントを開催するが、これが物議を醸す事態になっている。8月22日、ひめかがモデルを務める雑誌「小悪魔ageha」の公式インスタグラムで、13歳から18歳を対象にしたイベントを告知した。
その内容とは、ひめか自身が表紙を飾る「小悪魔ageha」の最新号を手渡しする「お渡し会」だ。これの何が問題だというのか。
「未成年に水商売で働くきっかけを与えるべきではない、判断の良し悪しが未熟な未成年を性サービス営業に誘致する行為はどうなのか、という反対の声が上がったのです」(出版関係者)
夜の街に詳しいライターが解説する。
「2013年の『将来女子中高生がなりたい職業ランキング』で、キャバクラのホステスがトップ10にランクインしたのですが、昨今、その風潮がまた来ているんです。当時は『小悪魔ageha』などにホステスがメディア露出した影響が大きかったのですが、最近はTikTokなどを見て『ホストやメンズコンカフェに行きたいから、キャバ店で働きたい』というケースが増えています」
10年前のキャバ嬢ブームの際は、ファッションやヘアスタイルが「カワイイ」とされ、憧れを抱く中高生が多かった。ところが今は「気になっているホストやメンズコンカフェのキャストに貢ぐために働きたい」という中高生が増えており、
「これがどうも危険な考えではないのかと…」(前出・夜の街に詳しいライター)
今年に入り、18歳未満の女性に接客させたり、飲み代を払えなくなった18歳未満の客にパパ活をさせたとして、メンズコンカフェが摘発される事件が複数、起きている。未成年を夜の店に誘致するようなSNSには、年齢制限を設けた方がいいのかもしれない。