ついにマジックを1とした阪神が9月14日の試合にも勝って11連勝で、18年ぶりの「アレ」を実現したいが、万が一、持ち越しとなった場合のテレビ地上波中継が、ようやくかなった。
読売テレビはマジック1のまま15日にマツダスタジアムの広島戦を迎えた場合のみ、関西ローカルで地上波中継すると発表した。
「ローカルニュースを差し替えて、18時台前半から中継をスタートさせます。サブチャンネルを駆使して胴上げ、場内一周も含めて対応することになります」(在阪テレビ局関係者)
だが、どうしても潰せなかった番組がある。
「1993年から放送されている長寿番組『大阪ほんわかテレビ』です。かつては30分枠でしたが、現在は金曜午後7時台に1時間枠で放送しています。この番組のスポンサーが強力で、大阪ガスを筆頭にダイワハウス、NTT西日本、JR東海と、関西にゆかりがあったり、あるいは大企業ばかり。そのため、阪神戦はサブチャンネルで緊急中継することになったのです。午後8時台は全国ネット枠ですが、こちらはメインチャンネルで中継するようです」(前出・在阪テレビ局関係者)
岡田彰布監督は「そら、広島での胴上げは嫌やしなあ。スタンドにいる阪神ファンが、何か物足りんというか、少ないし(ビジター応援席がグラウンドから)遠いからなあ、おーん」と甲子園での胴上げを熱望する。緊急中継を設けた読売テレビは「アレ胴上げ」をお茶の間に届けられるか。