歌手の西川貴教がまたしても地元の「滋賀愛」をアピール。巷で噂の「政界進出」に、着々と歩を進めている。
18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神フィーバーに乗っかり、9月15日に自身のSNSでは阪神・岡田彰布監督が大好物の「パインアメ」について「工場は我が滋賀県の草津市にございます!」と投稿。続けて「間接的ではありますが、滋賀が優勝に貢献したってことでいいですよね?ね?」と続けたのである。地元経済界関係者が言う。
「西川さんは『滋賀ふるさと観光大使』として毎年、滋賀で野外ロックフェスを開催しています。東京よりも滋賀を拠点に仕事を組みたい意向も強いんです。弁が立つキャラクターと抜群の知名度を生かして、地元では『県知事選に出馬するのではないか』との話がもう何年も前からあります。本人はやんわり否定していますが、地元企業をPRするあたりはさすが。将来の票取りにつながっているのは確実です」
ちなみに主催する「イナズマロックフェス」は2009年から、台風やコロナ禍による中止となった年を除いて毎年開催されており、10万人以上を琵琶湖畔に動員する。世間のトレンドをしっかり読み切り、さりげなくアピールするあたりは「近江の策士」といえよう。