ついに「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の新シリーズがスタートする。「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」の第6弾が「予習復習スペシャル」として、5月13日に再放送されることから明らかになった。「予習」として放送されるからには「次の新たな旅」が登場するわけだが、田中要次と羽田圭介の「バス旅Z」はすでに終了しているため、新シリーズが放送されると考えられるのだ。
そこで問題になるのが、次期コンビが誰になるのか。バス旅はコンビしだいで面白くもつまらなくもなり、人選は重要だ。
現在、候補には3つのパターンが挙がっていると、テレビ誌記者は言う。
「ひとつめは『ジャニーズ説』です。現在、A.B.C-Zの河合郁人が『ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 陣取り合戦』で、太川陽介と熱い戦いを繰り広げています。さらに昨年9月に放送された『ハイウェイSA&PAルーレット対決旅』では、Kis-My-Ft2の横尾渉と二階堂高嗣、Snow Manの深澤辰哉と佐久間大介が出演しました。テレ東の旅番組といえば、以前は人気が落ち着いた人が出るものとみられていましたが、イメージは変わりました。ジャニーズの若手にしてみれば、一生懸命頑張っている姿をアピールできる貴重な場で、積極的に出たいと考えてもおかしくありません」
ジャニーズなら誰であっても、そこそこの視聴率を稼げるもの。テレ東にとってもいい話だ。
第2の説は「若手お笑い芸人」の起用だ。テレ東は近年、若い視聴者を獲得しようと、ぺこぱや見取り図、かまいたち、おいでやすこがなどの人気芸人を次々と起用。その流れで新コンビもお笑い芸人になるのではないかというのだ。
「芸人を次々と起用しているのはバス旅のテストの意味合いがあるから、と分析するファンもいます。お笑いコンビをそのままバス旅のコンビにすれば、確実に笑いが取れる。あとは3泊4日という長いロケ期間をクリアできるか、ですね」(前出・テレビ誌記者)
さらに最近になって、にわかに有力候補として急浮上しているのが、EXILEや三代目J SOUL BROTHERSなどのLDH所属タレントだ。5月6日の「鉄道沿線歩き旅」に三代目J SOUL BROTHERSの山下健二郎がまさかの参戦をしたことで、一気に信憑性が高まったのである。
EXILEの「MATSU」こと松本利夫が現在、「路線バスで鬼ごっこ」に出演し、太川と名勝負を繰り広げている。松本とテレ東旅番組という意外な組み合わせが実現したのは、
「松本は最初、20年に放送された『千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅』に出演しました。ジュニアだからということで、出演をOKしたようです。この回が非常に好評で視聴率もよかった。それならばと『鬼ごっこ』に起用されたと、のちに特番でジュニアが明かしました。EXILEもジャニーズと同様に、視聴率を持っています。テレ東がそれに頼るのは不思議ではない。バラエティー番組によく出ている関口メンディーなどは、十分にありそうです」(前出・テレビ誌記者)
栄光のバス旅コンビに起用されるのは、はたして誰なのか。太川も興味津々なのではないか。