スタイル抜群の美女ゴルファー・原英莉花が福井・芦原GCで開催された「日本女子オープン」で、通算15アンダーで優勝。2020年大会以来、3年ぶり2度目の大会制覇となった。
最終日、原は1打差の首位で出て1イーグル、3バーディー、1ボギーで回り、68をマーク。2位・菊地絵理香との「エリカ様対決」を3打差で制した。優勝賞金3000万円を手に入れると、
「嬉しい気持ちでいっぱい。応援をいただいて幸せ。引き締まった気持ちでプレーできた。気持ちを強くメジャーを取りたいと思ってプレーしているのがよかった」
優勝インタビューで喜びを爆発させたのだった。
今年はひっきりなしにトラブルに襲われた。4月には侍ジャパンの4番を担ったヤクルト・村上宗隆との熱愛が「女性自身」で報じられ、5月には腰椎椎間板ヘルニアを患って愛知県で内視鏡摘出手術を受けた。
「手術前はインパクトの強い豪快なスイングから低く鋭い弾道でよく打っていましたが、ケガを経て力を抑えたスイングをすることで正確に球を捕まえ、スピンがかかった高い球を出すように。ショットが安定してきました。打感の優しいドライバー、アイアンに替えたことも大きいでしょう。ゴルフは心のスポーツでもある。トラブルにメゲないメンタルの強さが備わってきたことも、優勝につながりましたね」(ゴルフライター)
次は来年のアメリカツアー出場権獲得を狙い、10月17日からフロリダで行われる予選会に出場する。
「黄金世代と呼ばれる同じ1998年度生まれの勝みなみや畑岡奈紗、渋野日向子に刺激を受けているようで、原も彼女らを追いかけて最高峰のツアーに殴り込みをかけるつもりです。黄金世代は飾り気がなく、美貌とファッション、キャラクターで注目度が高いメンバーが揃っている。原もアメリカツアー参戦となれば、ますますゴルフ界が盛り上がるでしょう」(前出・ゴルフライター)
エリカ様の挑戦は、これからが本番を迎える。
(田中実)