キングカズこと三浦知良選手の代名詞ともいえる「カズダンス」。Jリーグ発足当時からゴールを決めるたびに行うパフォーマンスで、日本代表の試合でも披露されている。
ゴールパフォーマンスといえば、ブラジル代表が1994年のW杯オランダ戦で披露した「ゆりかご」や、クリスティアーノ・ロナウドのジャンプしてからの「仁王立ち」、エムバペの「腕組み」が有名で、マネをする選手も多い。しかし、これらと同じく有名でありながらカズダンスをする選手は少ない…。その理由を元日本代表の前園真聖氏が自身のYouTubeチャンネルで明かしていた。
実は前園氏は、横浜フリューゲルスに所属していた時にカズダンスをしたことがあったというのだが、何とカズから怒られたという。当時、カズダンスをマネする選手は前園氏の他にもいたがみんな怒られ、マネする選手はいなくなったようだ。
ゴールパフォーマンスをマネしただけで怒るとは、カズの器はどんだけ小さいのかと思ってしまうが、それは違う。前園氏によればカズは「やるならちゃんとやれ!」と怒るといい、マネをしてもかまわないが中途半端を許さないのだ。
前園氏が明かしたいかにもカズらしいエピソード。カズ本人も認める「カズダンス」を披露する選手は、いつ出てくるのか。
(鈴木誠)