芸能

ドラマ撮影中に事務所を辞めるルール破り「視聴率5%男」二宮和也が岡田准一にはなれない「これだけの理由」

 嵐の二宮和也が、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)からの電撃独立を公表した。ファンクラブ向けの会員サイトで動画告知した内容は、

〈私、二宮和也は10月24日をもちまして、事務所から独立し、個人で活動していく決断をさせていただきましたので、ご報告させていただきます〉

 そしてその理由に関しては、次のように退所に至るまでの苦悩を明かしている。

〈1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始めて、正直な話、僕も怖くなったし、不安な気持ちにもすごくなって、これからどうしていこうかなと考え始めました〉

 だが、先に退所を発表した岡田准一と二宮では決定的に違うところがあると、テレビ関係者は解説する。

「二宮は『小さな木村拓哉』なんです。退所理由にしても『性加害騒動のトバッチリで、自分が出演していたCM降板やYouTube番組に影響が出た』と言わんばかり。正直な心境を告白したのはいいんですが、年齢相応の配慮や思慮深さがなく、いつまで経っても『ニノ』しか演じられない。岡田は退所の理由にハッキリと『ジャニー喜多川氏による性加害』を挙げました。演技力と殺陣に乗馬、アクションは申し分なく、性被害者にはもちろん、共演者や裏方にも気遣いができる。それに対して二宮には、局上層部や監督など目上にはウケがいいが、下の人間には人望がないと言われています」

 二宮が周囲の配慮に欠けるのは、今に始まったことではない。2019年秋、嵐のドームツアーの最中に、かねてから噂のあった元テレビ局アナウンサーとの結婚を発表。この発表のタイミングについては「わざわざドームツアー中にファンの夢を壊さなくてもいいのに」と批判された。櫻井翔と相葉雅紀が2年後、嵐の活動休止後に結婚を同時発表したのとは対照的で、今回の退所発表も結婚発表以上に、嵐ファンの反発を買うものとみられる。「ちょ、待てよ」のひと言でSMAPを空中分解させた木村と同じ轍だ。

 その二宮が主演するフジテレビ月9ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」は、視聴率が5%台で推移している。前出のテレビ局関係者が言う。

「退所と独立発表で、その5%を維持することも危うくなりました。初回7.8%と2季連続でひと桁スタートになった上に、第2話5.5%、第3話が5.3%と、徐々に下がっているからです。各局の分析では、元ジャニーズタレントが出演したドラマは、ファンが視聴率3%から4%を下支えしていると言われます。今回の独立で元ジャニーズファン離れが起きれば、どこまで視聴率が落ちるのかわかりません。東山紀之社長がテレビ局に圧力をかけることはないでしょうが、所属事務所が取ってきたドラマ撮影中に独立するなど、芸能界ではありえないこと。ルール違反ですね」

 ミステリー仕立てのドラマ進行より、視聴率がどこまで落ちるか、ハラハラする展開になってきた。

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