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中日・大野雄大が訴えた「球団改革」は阪神・岡田監督と比べた「立浪監督批判」だった

 先ごろ契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸3億円プラス出来高5000万円でサインした中日の大野雄大。来季が4年契約の最終年ということもあり、交渉自体はわずか6分で終了したが、その後の記者会見では球団改革について25分にわたり熱弁を振るっていた。

 大野は低迷しているチームに対し、「ガラッと変わらないと勝てへんやろなと思いますね。このままいってもたぶん勝てへんと思います」としつつも、「選手が一番やらないといけないですが、球団もそう。監督、コーチも。みんな変わらないと強くならないと思います」とキッパリ。優勝した阪神との一番の違いとして「四球」を挙げ、「岡田監督が選手に伝えて、それを選手が実行している」と語った。

 この熱弁はファンからも「そこまでいって大丈夫なのか?」「いくらベテランでもこんなこと言うやつ見たことない」などと大きな反響を呼ぶほどで、実は「立浪監督批判」とも取れる訴えだ。スポーツライターが語る。

「さらっと『爆弾』を投下した大野ですが、他の選手やファンの多くが同じように感じていたことでしょう。本来であれば契約更改の場で訴えることですが、あえてマスコミにしゃべることでファンに自分の思いを伝えた。世論の声を味方に付けるとはベテランらしい戦略でしたね」

 2年連続最下位に沈んだ中日だが、来季も低迷するようなことがあれば、3年契約の最終年となる立浪監督がそのまま切られる可能性が高い。エースの声がどこまで首脳陣に届くだろうか…。

(ケン高田)

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