ボクシングで生計を立てるのはなかなか厳しいとはいうが、世界王者になってなお、とは…。
YouTubeチャンネル〈渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則ぶっちゃけチャンネル〉で11月25日、驚きの告白が飛び出した。
「タケちゃんはさ、世界チャンピオンになった後、日焼けサロンでバイトしてたんだよ」
「現役時代、ファイトマネーたいしてもらってないもん。俺、まずチケットが売れなかったから…」
これは元ボクシング世界王者・畑山隆則氏と竹原慎二氏の会話だ。しかし、転機は訪れる。
「(引退して)3、4年経ったくらいに、たまたま『ガチンコ!』の話をいただいて、そこからブレイクした」
竹原氏がこう回想するのは2000年、バラエティー番組「ガチンコ!」(TBS系)の「ファイトクラブ」コーナーに、コーチとして出演した時のことだ。不良とされる若者たちをボクシングを通じて更生させ、12人もの参加者をプロテストに合格させている。
「その手腕は評価に値します。荒ぶる若者たちの恫喝にいっさい怯まず、その熱血指導ぶりは目を見張るものでした」(テレビ関係者)
竹原氏のYouTubeチャンネル〈竹原テレビ〉の登録者数は70万人を突破。喋りがうまくないからと、当初はYouTube開設に否定的だった畑山氏も、今ではすっかり竹原氏を絶賛である。
2014年にはステージ4の膀胱ガンを患うも、驚異の克服。
「競馬好きの竹原氏はこれまで、1億円も競馬に突っ込んだといいます」(前出・ネットライター)
なるほど、畑山氏もこう唸るはずだ。
「タケちゃんはやっぱりね、持ってる男よ」
(所ひで/ユーチューブライター)