12月2日、千眼美子こと、女優・清水富美加が、29歳の誕生日を迎える。
「仮面ライダー フォーゼ」(テレビ朝日系)や、NHK朝ドラ「まれ」でのはつらつとした演技で注目され、バラエティー番組にも進出。一時は「ポスト・ベッキー」の最右翼ともいうべき活躍を見せていたが、2017年2月に芸能界からの引退と、幸福の科学での宗教活動に専念することを宣言。同5月には所属事務所を退社し、幸福の科学グループの「ARI Production」に移籍した。
「17年2月に上梓した『全部、言っちゃうね。~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』では所属事務所への不満と芸能界のブラック体質について暴露していましたから、一般メディアでの活躍はあり得ませんが、幸福の科学が製作の映画への出演は続けていいました。教団内では、メディア文化事業局兼NSP(株)部長という役職にあり、月給43万円をもらっていることも『週刊文春』の取材によって明らかになっていました」(芸能記者)
一般にはほぼ話題に上ることは無くなっていたが、インスタグラムやX(旧Twitter)のアカウントでは、自身の皆周りのこと、映画のPRなどの情報発信を続けており、変わらぬ笑顔を見せていた。
だが、今年に入って異変が指摘されている。
「インスタの投稿が昨年2月でピタッと止まり、Xの方にも新たな投稿はなく、ただ教団関連イベントの情報をXもリポストするばかり。今年3月2日に亡くなった教団の大川隆法総裁は、死去寸前の2月に『実の娘でないにもかかわらず、調子に乗っている』と名指しで清水を批判していたことが現役信者によって語られていましたから、教団内での置かれた立場にネガティブな変化があったのかもしれません」(前出・芸能記者)
10月の統一教会への解散命令請求など、新興宗教への風当たりも強くなっている中、清水は今後、どのような選択をしていくのか。
(露口正義)