来年3月にレギュラー放送を終了する「世界ふしぎ発見!」(TBS系)の司会を長年務めた草野仁が、「これ余談なんですけど…」(ABCテレビ=12月6日放送)に出演。「ふしぎ発見」のギャラ事情について明かしていた。
草野は1986年4月のスタートから「ふしぎ発見」の司会者を務め、今年4月から石井亮次に交代。草野は「クイズマスター」として番組に残っている。
番組中、NHKアナからフリーになった草野に対し、かまたいたち濱家隆一がNHK時代からのギャラの変化を質問されると「NHK時代はだいたい民放の方と比べると当時はものすごく安月給。民放の方を100としたらNHKは50か60くらいという時代でした」とした草野。「ふしぎ発見」スタート時のギャラを「1本30万円」と言い切り、10年目あたりで「たぶん倍くらいになったかな」と答えていた。
「10年目ぐらいだとテレビ界はまだ予算が潤沢だった時代で、悪くないギャラのはずですが、上には上がいるようです。6日に放送されたMBSテレビ『成田・山里の極論モンスター』に出演した長嶋一茂氏は、自分が聞いた中で1番ギャラが高かったのは、昔、フジテレビの30分深夜番組のMCをやっていた人物が1本600万円。それは4本撮りだったので1日で2400万円と話していました。もちろん名前はピー音で消されていましたが」(芸能ライター)
予想外にすんなりとギャラ事情を打ち明けた草野だが、その額は妙にリアルだった。
(鈴木十朗)