自民圧勝の予想が出た衆院選にはどっちらけムードが漂い、投票率は過去最低を更新する勢い。一方、女子アナの世界では選挙よりも激しいバトルが繰り広げられていた。“候補者”たちのピンク公約が飛び出す中、改編期に向けた「生き残り肉弾戦」を生実況する!
12月3日、オリコンが発表した「好きな女性アナウンサーランキング」で、2年連続1位に輝いた日本テレビの水卜麻美アナ(27)。絶対女王だったカトパンを完全に抑えた。もはやその人気は全国区と言えよう。
元フジテレビアナウンサーで、現在はフリーとして「バラいろダンディ」(TOKYO MX)のMCなどで活躍する長谷川豊氏が人気の秘密を分析する。
「“ミトちゃん”は日テレ史上最高のスターアナウンサー。これまでの人気女子アナといえば、高島彩や加藤綾子など、とにかくフジ。ルックスや素材で男性に人気があった。原稿読みはレベルの高い日テレでは下から数えたほうが早く、ルックスもずばぬけているわけではない。それでも『ヒルナンデス!』で有吉弘行さんに太っていることをイジらせたり、食べるキャラを徹底的に演出させ、日テレはついに女性に好かれるアナウンサーを作り出したのです」
入社1年目で同番組に抜擢されてからというもの、バラエティ番組ではサービス精神旺盛である。5月3日に放送された「ウーマン・オン・ザ・プラネット」では、韓国で「炭釜」という韓国式サウナを紹介。作務衣のような服装でサウナに入ると、下着を着けていなかったのか、地べたのスノコに腰を下ろした瞬間、「アチッ!」と苦悶の表情を見せて何ともな姿に。肉厚な下半身から、まさにアレが画面にクッキリ“開帳”されたのだ。
24時間テレビの記者会見の時に、Tシャツを着たらピチピチだったため、ダイエットを決意。それを知った局の上層部から、持ち味が消えるので「ダイエット禁止」のお達しが出てしまったとも言われる。そんな水卜アナの恋愛事情はどうか。
「2月に日テレの報道記者と『ホルモン焼きデート』が報じられたが、局内では彼氏ではないとの話。彼女は、いろいろな社員やスタッフに誘われて焼き肉を食べに行っているので、誰が本命かわかりません」(放送作家)
先にフリーになった田中みな実に刺激されているという水卜アナ。三十路を目前にしての野望は──。
「フリーになれば今以上にバラエティで活躍できると、来年の転身を視野に入れて、プロデューサーに相談しているそうです」(日テレ関係者)
しかし、長谷川氏はこう首を振る。
「フリーになったら彼女の価値はゼロに等しい。日テレは『世界の果てまでイッテQ』でイモトアヤコという20%を取れるスターを作りました。しかし、他の番組に出ると活躍が難しいのと同じように、日テレだからこそミトちゃんは輝いているのです」
局内にとどまるほうが、その地位は安泰のようだ。