阪神OBの掛布雅之氏が自身のYouTubeチャンネルで、阪神の2連覇に向けての「キーマン」として2人の投手を挙げた。
同回は、スポーツ報知の森脇瑠香記者との対談。森脇記者から阪神のキーマンを聞かれ、掛布氏は大竹耕太郎、村上頌樹の両投手を指名した。
掛布氏は、昨季にローテーションを守った2人については、初めてのことだけに当然、疲労が残っていると指摘。「少しスタートを遅らせてもいいくらいの調整をしていい」として、こんな起用法を提言した。
「阪神はピッチャーの層の厚さがあるわけだから。143試合のペナントレースであれば、3月から4月の1カ月間の戦い方は様子を見るような戦い方を阪神はしても構わないと思う。そう考えたときに大竹、村上両投手に関しては開幕に間に合わなくてもいい。4月の終わりぐらいに開幕を迎えるぐらいでもいい」
その間、西勇輝投手、青柳晃洋投手、西純矢投手、才木浩人投手と、チャンスを与えられた若手に支えてもらえばいいとし、昨季、出遅れたものの10勝を挙げた伊藤将司投手がいいお手本になると話していた。
こう見ると、他チームから見ても羨ましいぐらいの先発陣の層の厚さである。
(鈴木十朗)