米大リーグ・ドジャースが1月29日、球団の公式SNSを更新し、大谷翔平投手のトレーニングする様子を動画で紹介している。
英語で「準備中の翔平」と題された投稿には、大谷がドジャー・スタジアムでチューブで引っ張られながらダッシュする練習風景などが紹介されていた。まるでスポーツブランドのCMのような完成度の高い動画に「カッコ良すぎる!」といったコメントが続々と寄せられている。
一方、練習中の大谷をよく見ると、ブルーのTシャツの上から黒い女性用の肌着の形をしたものを着けていることから、SNS上で「スポブラしてる?」などといった声が上がっている。
スポーツライターが語る。
「大谷が身につけているのは一見『大胸筋サポーター』のようにもみえますが、実は背中にGPSが内蔵されているアクティブトラッカーです。移動距離、最高速度、活動時間、全力疾走の回数、体の傾きなどを測定できるため、メッシやロナウドなど主にサッカー選手が使用しているのはよく見かけますね」
ただ、野球選手が導入しているのはかなり珍しいという。
「プロがGPSデバイスを導入するのは、主にケガのリクス低減とコンディション管理のため。データを取得しておけば、仮に怪我をした場合にもトレーニング負荷との相関が見えてきます。大谷の意識の高さには本当に驚かされます」(前出・スポーツライター)
それにしても動画の大谷の明るい表情を見る限り、調整は順調の様子。開幕に間に合うことを願いたい。
(ケン高田)