スポーツ

松坂、中島…大リーグ撤退組「超高額契約」ってどうなのよ?(2)代理人排除でみずから交渉

20141224m

 松坂は西武時代の最高年俸が渡米直前の3億3000万円だった。そしてレッドソックス時代には、6年総額60億円と言われる超破格の契約を結んだものだ。

 とはいえ、今季の年俸1億5000万円から3年12億円へと跳ね上がったのは、“メジャー帰り”というハクのためだろうか。

「今回の松坂は代理人に頼らず、みずから交渉を行いました。代理人だった、スコット・ボラス氏は13年に契約を解除している。というのも、メジャー入りの際、大型契約こそ勝ち取ったボラス氏ですが、その交渉過程におけるレッドソックスとの駆け引きで、『西武に残る選択肢もある』と吹いて、慌てた松坂が渡米して交渉の場に向かわざるをえない状況を作ったのを嫌ったからと言われます。結果的に、今回の松坂は、通常より法外とも言われるボラス氏への報酬を払う必要もなくなり、高額年俸は全て自分のものでしょう」(メジャー担当記者)

 みずから交渉をすることになった松坂が、巨人の原辰徳監督の携帯電話にも直接連絡を入れていたことはアサヒ芸能でも既報のとおりだが、さらなる詳細が聞こえてきた。

 巨人の球団関係者が声を潜めて明かす。

「松坂は『実は来季、日本に帰ろうと思うんですが‥‥』と切り出したそうですが、1度目の電話での会話後、原監督は『どうして素直に巨人でプレーがしたいと言わないんだ』と周囲にこぼしていたといいます。そして何度目かの電話で、原監督の口から『うちはこのぐらいしか出せない』と言って、年俸1億円を提示されたそうです。それに対して松坂は『すでにソフトバンクのほうから3億円の複数年契約をもらっています』と‥‥。巨人は手を引きました」

 ただし現状の予想では、年俸1億円という評価のほうが妥当のような気もする。1年当たり4億円の年俸といえば、「沢村賞」クラスの活躍が望まれてもおかしくはないのだ。

「かつて西武でもバッテリーを組んだ細川がいかにリードするかにもかかっていますが、バックに強力打線が控えるソフトバンクではたとえ防御率4点台でも10勝以上できる可能性はありますね」(スポーツ紙デスク)

 いずれにせよ、“毎年恒例の金満補強”とも揶揄されるソフトバンクのおかげで、松坂は“ウハウハ待遇”を手に入れたのだ。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
なんだこりゃ!岡田将生の電撃結婚を「完全スルー」した「めざましテレビ」の担当は元カノ鈴木唯アナ
2
東京ドームで観客半分の「プレミア12」にサッカーファンが「シラケる」挑発バトル
3
大谷翔平「MVP受賞映像」で「真美子夫人の妊娠説」が噴出したワケ
4
「反大谷翔平」の上原浩治に「直球質問」をぶつけたら返ってきた「絵文字」が…
5
大谷翔平「3度目のメジャーMVP」でもかなわない「凱旋帰国」の高すぎるハードルと「出禁」問題