ドジャース・大谷翔平の突然の結婚発表で各メディアは速報を出し、ニュース番組、情報番組でもすぐさま特集が組まれ、最大の衝撃度で報じられた。
日本中が大谷結婚フィーバーに沸き、祝福ムードに包まれる中、ホッとしているのが、なぜか岸田文雄政権だという。永田町関係者が言う。
「大谷が結婚発表した時、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた衆院政治倫理審査会(政倫審)が行われていました。岸田総理は現職総理として初めて、政倫審に出席。集中砲火を浴びて弁明に追われる苦しい姿を見せていました。NHKは国会からを生放送中にテロップで『大谷翔平選手 結婚を発表』『相手は日本人女性』と速報。視聴者の関心を一気にそらしました。政権関係者は『大谷のおかげで、だいぶ政倫審の注目度が下がった。大谷さまさまだ』と喜んでいましたよ」
テレビ局では夕方、夜のニュース番組が政倫審一色から大谷一色へと、放送内容がチェンジ。
「瀕死の岸田政権ですが、潮目が変わることも十分考えられます。大谷の結婚会見が行われた3月1日にも、政倫審が開催された。追及する野党にとっては最悪のタイミングですよ」(前出・永田町関係者)
政権が息を吹き返せば、奮発して岸田総理から大谷に国民栄誉賞を…ということになるかもしれない!?
(佐藤恵)