「打ち方がスゴイな。何を投げても対応するな。三冠王獲るんじゃないかなと思って…」
こう言ってドジャース・大谷翔平を絶賛したのは、野球解説者の高木豊氏だ。そう評したくなるのも無理はない。3月3日(日本時間4日)の時点で、オープン戦の打撃成績は7打数5安打で打率7割1分4厘、1本塁打、5打点の絶好調だったからだ。
仮に三冠王となれば、2012年のミゲル・カブレラ(デトロイト・タイガース)以来。カブレラが残した数字は、44本塁打、139打点、打率3割3分だった。
高木氏は自身のYouTubeチャンネル〈高木豊 Takagi Yutaka〉で、これについても、
「普通に考えたらクリアしていきそうだもんね。プラス、盗塁王も獲るんじゃないかと。可能性があるわけだからスゴイよ。今年は打者専念だからね。余計なこと考えなくていいから」
二刀流だった昨年の大谷は本塁打44本でタイトルを獲得し、打率3割4厘はリーグ4位。95打点はリーグ15位だった。それが打者に専念すれば…。
「ただし、盗塁のキャリアハイは2021年の26個。昨シーズンの盗塁王エステウリー・ルイーズ(アスレチックス)の67個と比較すると、ずいぶん見劣りしますが…」(スポーツライター)
それでも高木氏の大言は止まらない。
「それで肘が治ったら、サイヤングいくんじゃないかっていう…」
独身を卒業した今年、ド肝を抜くタイトル獲得で花を添えることができるかどうか。
(所ひで/ユーチューブライター)