スポーツ

題名は「イッペイ/大谷翔平をはめた男」!水原一平賭博スキャンダルのドラマ化は「すぐにスタートできる段階」

 大谷翔平の元通訳・水原一平被告の賭博スキャンダルが本当にドラマ化されるの?

 GW明けの週末に世間をにぎわせた衝撃の話題だが、その信ぴょう性に首を傾げる日本人は少なくない。しかし「突拍子もない話ではない」と映画ライターが語る。

「スキャンダル発覚からまだ2カ月あまり。水原被告と検察との司法取引が成立したとはいえ、この段階でエンタメドラマ化というのは日本人の感覚では信じられません。でも海外、特にアメリカではセンセーショナルなスキャンダルは即座に映画化、ドラマ化、書籍化などの話が持ち上がります。ですから、水原被告の違法賭博スキャンダルも早すぎるという印象はないですね。むしろ、逮捕されて一応の決着が見えていることで脚本はいつでもスタートできる段階と考えられます」

 テレビドラマ制作開始を5月9日に発表したのは、米大手制作・配給会社のライオンズゲート。ライオンズゲートといえば、「ソウ」「ハンガー・ゲーム」シリーズなど、大物俳優をあまり起用せずB級テイストのノリでヒットを飛ばす、硬派な賞レースより完全に商業エンタメ寄りのプロダクションとして有名だ。

「制作会社の特徴的にも、水原被告のドラマはエンタメ色が強くなるはず。ドラマですから毎回、賭博にはまり負のスパイラルに落ちていくドキドキ感、また金ヅルとして利用しているスーパースター(大谷翔平)との表向きの仲睦まじい関係、この裏と表をうまく交互に展開していけばいい。大谷翔平がニューポートビーチで犬の散歩する姿を賭博の胴元が見つめながら、水原被告に脅しの連絡をするシーンなどはいかにも犯罪ドラマに適しているとも思えます。おそらく最後は逮捕される直前でジ・エンド。テロップでその後の経過が流される様子が目に浮かびます」(前出・映画ライター)

 映画に例えるなら、トム・クルーズ主演でヒットした「バリー・シール/アメリカをはめた男」(2017年)のような作品になるのでは、とも。同作は腕利きパイロットの主人公がCIAの仕事をしながら、裏で麻薬の運び屋として巨万の富を築き、最終的にはCIAから見放されマフィア側に粛清されてしまうというノンフィクションだ。主人公の憎めない魅力的な人間性は、私たち日本人が信じていた水原氏の昨年までの「顔」とイメージが重なるという。

「ただし、大谷翔平をそのままドラマに織り込むのは名前だけでもハードルが高いのが事実。主人公(水原)はアジア人かもしれませんが、その横にいるスーパースターは人種が違う架空の人物という可能性もありますし、主人公の仕事も通訳ではないかもしれません。あくまでノンフィクションを元にした巨大賭博スキャンダルという仕立ては変えず、登場人物はかなり脚色されるという読みの方が正しいでしょう」(前出・映画ライター)

 それでも実際にドラマが完成して放送が始まれば、日本では話題沸騰となろう。近年、アメリカの配給会社もネットドラマに力を入れ、アジアをターゲットにした作品も続々と制作されている。題して「イッペイ/大谷翔平をはめた男」がお披露目されるのはいつか。見たいような、見たくないような…。

(塚田ちひろ)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「反大谷翔平」の上原浩治に「直球質問」をぶつけたら返ってきた「絵文字」が…
2
東京ドームで観客半分の「プレミア12」にサッカーファンが「シラケる」挑発バトル
3
なんだこりゃ!岡田将生の電撃結婚を「完全スルー」した「めざましテレビ」の担当は元カノ鈴木唯アナ
4
「メジャー挑戦」佐々木朗希はドジャース入りでなく千賀滉大や前田健太のように孤軍奮闘せよ
5
大谷翔平「MVP受賞映像」で「真美子夫人の妊娠説」が噴出したワケ