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通訳クビ「大谷翔平は無菌状態だった」大王製紙前会長が「人生のデッドボールを避ける選球眼」を指南した

「私の人生経験から言ったら、『好事魔多し』なんですね。いいことが続くと、思わぬ落とし穴がある。大谷選手、謙虚な方ですし、野球一筋に打ち込んできた人ですけど、それだけに…」

 大谷翔平の通訳を務めきて水原一平氏が、違法なスポーツ賭博に関わっていた疑いがあるとして、ドジャースを解雇された。水原氏には多額の借金があり、大谷の口座から450万ドル(約6億8000万円)が送金されたというが、大谷自身は賭博に関与していないと、水原氏は主張。もし大谷が違法性を認識しての肩代わりだとすれば、選手生命を脅かす問題に発展する可能性もあろう。

 この一件に触れ、自身の経験と照らし合わせて冒頭のような持論を口にしたのは、大王製紙前会長の井川意高氏だ。

 井川氏はカジノに106億8000万円をつぎ込んだ背任事件で有罪判決を受け、のちに収監されている。

「純粋だし、野球以外のことについては無菌状態でこられた方なのかもしれない。一生、無菌状態ではいられませんから、これから先は大谷選手みたいな、名声もあってお金をものすごく持っている人の周りには悪い連中が集まってくる可能性が高い。というよりも、絶対そういう人たちがこれからも寄ってくるに決まっていますから。そういった人間を見分ける力だとか、危険回避能力をですね、人生のデッドボールを避ける選球眼を身につけていくきっかけになれば、いいんじゃないかなと思います」(井川氏)

「運」をつかむために、ゴミ拾いをする。そんな思考の大谷が高校時代に書いた「目標達成シート」の「マンダラチャート」を見ると、「メンタル」を中心に「仲間を思いやる心」があり、「人間性」を中心に「思いやり」がある。

 今後は思いやる人間の見極めが必要か。

(所ひで/ユーチューブライター)

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