昨年、芸能界復帰こそ果たした矢口真里(31)だが、風当たりは厳しいと、松本氏が言う。
「矢口さんが番組に出ると、『なぜ出演させるのか』という視聴者のクレームが多く、テレビ局は非常に使いづらいんです」
トーク番組に呼ばれても離婚する際に前夫・中村昌也(28)との間に互いのプライベートは口外しないという約束があるため、最も聞きたい部分を話せないのが足かせにもなっている。
「最近は矢口さんが不倫について、『修羅場だった』と少しずつ語るようにはなりましたが、約束を破れば前夫側から損害賠償される可能性があり、事務所は冷や冷やです」(松本氏)
そんな中、“矢口救済策”のウルトラCとして、占い師・細木数子(76)との共演が水面化で進んでいる。
「細木さんが再びテレビでの露出をもくろんでいるのですが、番組の目玉ゲストに矢口さんを抜擢したいのが制作サイドの本音なんです。しかも占いであれば、矢口さんが話さなくても不倫現場を占いで言い当てるという流れで切り込めて、禁断の修羅場エピソードに言及することもできます」(放送作家)
この秘策にはまだ続きがあった。矢口を細木に弟子入りさせて「占い師デビュー」させる仰天プランまで持ち上がっているのだ。
「細木さんのもとで勉強してから、いろいろな人の悩み相談に乗るという企画です。矢口さんが快諾すれば浮上のきっかけにもなるということで、制作サイドは出演快諾に期待しています」(放送作家)
早ければ春にも“最凶コンビ”(!?)の誕生となるが、期待していいものか‥‥。
女子アナ界では、人気実力トップクラスであるフジテレビの加藤綾子アナ(29)のフリー転身に、周囲が騒がしくなっている。きっかけは昨年10月、「めざましテレビ」放送中の体調不良による途中退席だった。
「バラエティ番組にも引っ張りだこで、ほとんど休む時間がありません。最近では、『人間らしい生活ができていない。もう疲れちゃった』とグチることもあった。仲のよいプロデューサーにはすでに、秋をメドに退社するべきか相談しているようです」(フジテレビ社員)
皮肉にもカトパンが退席したあと、代役を任された永島優美アナ(23)が入社半年にもかかわらず、そつなくこなしたことで評価が急上昇。番組関係者の間では「後釜が見つかって安心」という声まで上がり、フリー説が現実味を帯びている。
「本人は独立後の方向性について模索中です。これまでの経緯から、バラエティで活躍することを期待されるでしょうが、実は報道志向が強くて、滝川クリステルのような路線に進みたいようです」(フジテレビ社員)
だが、これには石川氏が反対する。
「フリーになってバラエティ番組を主戦場にすれば年収1億円は超えます。報道に進めば、今までやってきていないため未知数であり、制作サイドはどう起用していいのかわからない」
同じ女子アナでは、テレビ東京の大橋未歩アナ(36)も、年内退社が有力視されている。童顔と豊満なバストで注目され、フォト&エッセイ集を発売するほど人気を誇ってきたが、フリーになる事情はカトパンとは違った。
「当時、ヤクルトの選手だった城石憲之氏と結婚してから7年がたった。そろそろ“妊活”をして子供が欲しいそうです。テレ東幹部にはすでに相談しているのですが、“顔”になる後輩アナウンサーが育っておらず、慰留されているといいます。とはいえ、13年に軽度の脳梗塞を患ったこともあって、健康なうちに子育てしたいと考えており、フリーへの意志は固いようです」(テレ東関係者)
人気女子アナたちの動向からも目が離せない年となりそうだ。