社会

列島大予測!2015年「ニッポン」はこうなる!ー列島クライシス編ー(2)ウイルスも猛威をふるう?

 この時期話題になる「鳥インフルエンザ」も忘れてはならない。農研機構動物衛生研究所情報広報課担当者が解説する。

「冬の渡り鳥の飛来シーズンに入り、島根県、千葉県、鳥取県および鹿児島県で採取された死亡野鳥などから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されるなど、国内にすでに野鳥による鳥インフルエンザの侵入が認められる事例が続発しており、国内のどこの家禽飼養農場で発生してもおかしくない状況です」

 通常は鳥しか発病しないのだが、懸念されているのは突然変異による「ヒト」への感染。04年ベトナムで3例のヒトへの感染の報告を皮切りに、アジアで5カ国、05年以降は中東で2カ国、06年にはエジプトでヒトへの感染が報告されている。

「人間や、豚などの哺乳類が感染したことによる遺伝子交雑や突然変異が起こる可能性があります。ヒトへの感染例が増えるほど、そのリスクは高まります。ヒトからヒトへ感染するようになると大変なことになるでしょう」(医療関係者)

 この未知の最凶インフルエンザに、人間は抗体を持っていない。ワクチンを作るのもゼロからとなる。1918年に発生したスペインかぜは日本でも猛威を振るい、約39万人が死亡した。このウイルスも鳥インフルエンザが変異したことが最近明らかになっている。

 だが、本当のクライシスはここからである。

 人類滅亡の年が今年だという説がある。まず、たま出版編集長の韮澤潤一郎氏がマヤ文明を解説する。

「メキシコ湾とカリブ海に突き出るユカタン半島の古代文明と言われています。考古学的に調べると1000~2000年くらいのスパンの文明だと言われています。巨石文明に連なります」

 高度な数学と天文学を開発したマヤ人たちは、精密な暦を作っている。いくつかある暦の中に紀元前3114年から始まっている長期暦と呼ばれる暦がある。その終わりが人類滅亡の日とされているのだ。

 本来ならその日は2012年12月23日だったはず。人類滅亡は回避されたのではなかったか──。

 実は、古代暦から現代暦に直す時の計算式に間違いが見つかり、その差が約3年だったのだ。それが今年9月3日──。

 終末の時を前に、人類はただ立ち尽くして待っているしかないのか。

「現代のように欲をかいて、何でもため込めばいいということではなく、バランスを取って生きていかなきゃいけないということに尽きると思います。それを心がければ回避もできるのではないでしょうか‥‥」(韮澤氏)

 今年の生き方が未来を左右するということか。

カテゴリー: 社会   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」