昭和を代表する「伝説のアイドル」に、まさかの「推しアイドル」がいたことが判明し、ファンがザワついている。
その昭和の「伝説のアイドル」とは、山口百恵さんだ。70年代を代表するスーパースターで、80年に引退し、俳優の三浦友和と結婚したことは改めて説明する必要はないだろう。
そんな百恵さんの情報を報じたのは、6月25日発売の「女性自身」。何と、百恵さんが「ももクロ」こと、ももいろクローバーZの大ファンだというのだ。
ではなぜ、百恵さんがモノノフ(ももクロファンの愛称)になってしまったのか。
実は長男で、俳優兼シンガーソングライターの三浦祐太朗の学生時代の同級生が、ももクロのMVのプロデューサーだった。そのMVを見て以来、百恵さんはももクロに夢中ということだが…。エンタメ誌ライターが今回の報道の伏線となった、CS番組を振り返る。
「6月17日に生放送された『しおこうじ玉井詩織×坂崎幸之助のお台場フォーク村NEXT』(フジテレビNEXT)にゲスト出演した祐太朗が、百恵さんがももクロのファンであると告白していました。百恵さんいわく『眩しいくらいにプロフェッショナルで、ホントに尊敬するアーティストです』と言っていたそうです。それを聞いた玉井は大感激の様子でしたね」
百恵さんといえば、過去には宇多田ヒカルを聴いている、カラオケで中森明菜の曲を歌っているなど、事あるごとに後輩シンガーたちとの接点が報道された。もし引退しなかったら…そんなことが令和になってからも議論されるアイドル歌手は山口百恵だけだろう。
ひょっとすると、21歳で引退した「伝説のアイドル」の目には、結婚後もアイドルとして第一線で活躍し続ける「ももクロ」の姿が、とても眩しく映っているのかもしれない。
(石見剣)