国仲涼子と向井理、杏と東出昌大に続き、菊地凛子と染谷将太など芸能界では姉さん女房のカップルが続々とゴールイン。一般女性の間でも、2014年にヒットしたドラマ「きょうは会社休みます。」(日本テレビ系)以降、30代女性のなかで、「もしかしたら私にも可能性アリ?」と年下男性にトキめく人が急増中だという。
とはいえ、身近に素敵な“年下男子”を見つけても、「オバサン扱いされたらどうしよう」「相手にされないのでは‥‥」と、つい奥手になってしまうもの。そこで、巷で年下男子と交際中という30代の女性たちに、上手に恋を実らせるコツを聞いてみた。
まずは、平成元年生まれの26歳と交際中だという35歳女性(独身・広告制作会社勤務)の話から。
「自分から好きっていうオーラを出してしまうと、引かれてしまうと思ったので言えないし、気のある素振りも見せられませんでした。でも、そんな態度が結果的に功を奏しました。というのも、最初はただの年下の友達という感じで遊びや食事に誘っていたのですが、そのうちに彼のほうが“本当に男として見られているか不安になってきたようで、とうとう『振り向かせたい!』と言って、突然キスしてきたんです」
交際後もそのモチベーションを維持させるために“愛情アピール”は控えめにしているという彼女。年下男子には恋の駆け引きの「押す・引く」のうち特に「引く」ほうを重視したほうがいいとのことだった。
次は22歳の学生と交際中という、32歳(独身・アルバイト)のエピソード。
「飲食店のバイト先で出会った彼。私は実現したい夢ができたため、一度会社を辞めてバイトをしながら専門学校に通っているのですが、付き合うまでの彼との会話はそんな夢の話ばかりでした。でもあるとき、ちょっと辛いことがあって彼に弱音を吐いたんです。そうしたら、『○○さんでも弱いところがあるんだ』っていう感じで、女として見てくれるようになったんです」
年上女性なのだから、彼より芯が強くて当たり前‥‥と思わせておいて、あるときふと弱さを見せる。それまで「女性」として見てこなかったからこそ、ギャップ効果が高まるというテクニックなんだとか。
最後は、25歳の職場の後輩と交際中だという34歳女性(独身・旅行代理店勤務)。
「同じ店舗に勤める後輩が今の彼。仕事帰りによく飲みに行っていたのですが、あるとき彼がふと『○○さんって肌キレイですよね』と言ってきたんです。そのときは彼も、私を恋愛対象だとは思っていなかったと思いますが、若い男の子にそう言われたら急に恥ずかしくなって。だって、彼の身近にいる同世代の女の子と比べたら、30代の肌なんてキレイなはずないじゃないですか。それで、その恥ずかしい気持ちが思い切り態度に出てしまったんです。それからは飲みに行くたびに、彼がホメてくれて、私が恥ずかしがって‥‥の繰り返し。そのうちお互いに意識するようになって、付き合い始めました」
特にSっ気のある男性なら、年上女性が恥ずかしがる姿に夢中になるのも納得。30代になっても恥じらいを忘れないことが、年下の男性をゲットする秘訣かもしれない。
身近の年下男子が気になるというアラサー&アラフォー女子たちよ、これら先人のアドバイスを参考に、彼に急接近をしてみては?