本サイトは5月31日に〈頬に「整形充填剤」のタヌキ顔!習近平と会談した人物は「ニセモノ」だった/プーチン「死亡・影武者説」を追う①〉と題する記事を公開した。この記事では、ロシアの国内外で「プーチン死亡説」(昨年10月26日に急死)が取り沙汰される中、今年5月16日、中国の首都・北京で習近平国家主席と会談したプーチン大統領は、整形充填剤で頬が不自然に膨れ上がった、タヌキ顔の「偽プーチン(影武者)」だった、との衝撃情報を伝えている。
実はその後、6月19日に北朝鮮の首都・平壌で金正恩総書記と会談したプーチンにも、同様の疑惑が囁かれている。事実、同日未明に平壌国際空港で金正恩の出迎えを受けたプーチンもまた、偽プーチンの最大の特徴である、タヌキ顔をしていたのだ。
それだけではない。この時、金正恩と偽プーチンは、安全保障と経済協力を軸とする「包括的戦略パートナーシップ条約」に署名したとされている。その一方で、会談では北朝鮮の工兵部隊をウクライナ東部に派兵する「密約」が交わされていたというのだ。
露朝関係筋によれば、密約の具体的な中身は、おおむね以下の通りとされている。
●ロシアが占領したドネツク州をはじめとするウクライナ東部に、10万人規模の北朝鮮工兵部隊を近く派兵する
●工兵部隊は塹壕設置、架橋工事、障害物撤去などの補助的任務を担うが、戦況によっては戦闘部隊としてウクライナ軍と戦う
●北朝鮮は見返りとして、ロシアから石油や食糧の供給、さらには原子力潜水艦の建造を視野に入れた、最新鋭の軍事技術支援などを受ける
金正恩はロシアによるウクライナ侵攻を強く支持し、これまで500万発に上る砲弾、弾道ミサイルなどをロシア側に提供してきた。だが10万人規模の工兵部隊を派兵するとなれば話は全く別で、まさに一線を越えた局面に突入していくことになる。
仮に北朝鮮の工兵部隊から大量の戦死者が出れば、独裁者・金正恩に対する人民の怨嗟は限界点に近づいていく。また、プーチン同様、金正恩も国際刑事裁判所(ICC)から戦争犯罪人の烙印を押され、間違いなく国際指名手配されることになるのだ。
貧すれば鈍する。追い詰められた悪の枢軸による、戦慄の蛮行と言うほかない。
(石森巌)