スポーツ

【激闘!名古屋場所】大の里に立ちはだかる「壁」豊昇龍を制することが大関獲りにつながる

 大相撲名古屋場所の前半戦で連敗を喫し、存在感が薄い関脇・大の里が、11日目に横綱・照ノ富士の全勝を止めた。

「おそらく、千秋楽が豊昇龍との対戦になるでしょう」

 と言うのは、相撲ライターだ。

「先場所は迫力のある、絵に描いたような下手投げで、豊昇龍が大の里を豪快に投げ飛ばしました。やや腰が高い大の里がかぶさるようにくると、それを跳ね上げ、大の里の両脚が宙に舞う見事な投げでした」

 それは八角理事長が「見事だね。大関だから強いところを見せられてよかったんじゃないかな」とうなるほどの技だった。

 では、この千秋楽はどうか。相撲ライターが続ける。

「同じことは二度と起こらないと思いますよ。大の里は立ち合い鋭く踏み込み、胸を合わせたいでしょうが、豊昇龍はがっぷりを避けたい。そのあたりの攻防が見どころです」

 大の里は春、夏といずれも下手投げで屈している。豊昇龍は運動能力が高いため、土俵際にどんな落とし穴があるか分からない。胸を合わせてから攻めるべきだろう。

「豊昇龍を制することが大関獲りに、そして次の場所につながると思いますね」

 角界関係者がそう断言するように、年内の大関昇進に向けて、最大の壁を崩さなければならない。

(蓮見茂)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き
4
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
5
巨人が手ぐすね引いて待つ阪神FA大山悠輔が「ファン感謝デー」に登場する「強心臓」