バラエティーのフジテレビか、報道のTBSか─。局の看板を背負って相対するのは〝朝の顔〟井上清華アナ(29)と「報道特集」のキャスターに就任した山本恵里伽アナ(30)。脂が乗り切ったアラサー同士の対決の行方は‥‥。
「井上アナは21日まで放送された『FNS27時間テレビ』に出演したことで、翌日の『めざましテレビ』を欠席しました。昨年は何度も体調不良で番組を空けることが多かったので、体調面を考慮してのこと。局側がいかに大切に扱っているのかがわかります」
女子アナウオッチャーがこう指摘するように、「めざましテレビ」は、18年から6年連続で民放同時間帯視聴率1位を獲得。21年春からMCを引き継いだ井上アナがみごとに結果を残している。
「朝の番組はさわやかなイメージが大切で、スキャンダルは御法度。その点、井上アナにはこれといって浮いた話もなく、後輩の面倒見もいいと評判。バラエティーの大型特番によく起用されることから、もはや局のエースと言っていいでしょう」
女子アナ評論家の竹下光氏が太鼓判を押せば、芸能評論家の織田祐二氏も猛プッシュする。
「あるサイトが行ったアンケート調査では、『50代が選ぶ好きなアナ』で堂々の首位。井上アナといえばニット衣装。特にピンク色のニットを着せたらオジサン人気で右に出る者なし。それほど胸は大きくはないので、胸のシルエットをくっきり出しても嫌味に見えないのが重要なポイントです」
一方、エリカ様こと山本アナもレギュラー番組を欠席する一幕が。
「7月に入ってから喉を痛めてしまい、声がガラガラになると、14日放送のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』の出演を見合わせ。翌週の放送で復帰した際には、喉の使いすぎで声帯炎にかかったことを明かしました。夜の報道番組『news23』は今年3月に卒業しましたが、局の看板番組『報道特集』のメインに就任したことで、会議や取材でスケジュールはびっしり。役員待遇に昇進したテレビ朝日の大下容子アナ(54)のように、幹部コースを着々と歩んでいます」(前出・竹下氏)
そんな山本アナの悩みのタネが、決定的瞬間を狙うカメラ小僧だ。
「イベントなどではもっぱらパンツルックかロングスカート。かつて一日署長の仕事でヒザ上丈の制服を着た際には、徹底して股間をガードしていたとか。3年前、ラジオで『アナウンサーのパンチラを撮らないでください! 仕事に集中させて!』と訴えたエピソードはあまりにも有名です」(前出・織田氏)
お堅いイメージが強い山本アナだが、フランクな一面もあるようで、
「大の酒好きとして知られ、番組スタッフとしょっちゅう飲みに行くとか。酒はめっぽう強く、酔っ払うと〝火の国〟熊本出身らしく、冗談ぽく『お前!』と言葉を荒らげることもあるそうですが、これがドMのスタッフに大ウケなんです」(TBS関係者)
ニット乳の井上アナとドS疑惑のエリカ様。果たして軍配はどちらに‥‥。
「クラシックバレエで培った井上アナの美ボディは、朝から活力を与えてくれます。一方の山本アナは肌の露出こそ少ないものの、ちょくちょくラジオで『サウナに行くたびに白い肌を誉められる』と自身の美肌をアピールしています。ポテンシャルと意外性を取って、ここは山本アナを推したい」(前出・竹下氏)
フジのアナが次々と勝ち上がる本大会。TBSのエリカ様が一矢を報いた。