多岐にわたる女子アナの仕事の中で、高いスキルが求められるのがバラエティー番組の出演だ。百戦錬磨の芸人たちと渡り合い、進行役を務めつつ、時には体を張ってイジられ役にも徹する。そんな〝戦場〟で結果を出し続ける「バラエティー女王」の2人がついに激突だ!
観客席から大声援を浴びながら、先にリングに上がったのは、日本テレビの岩田絵里奈アナ(28)。
中学から大手芸能事務所「スターダストプロモーション」に所属し、大学時代にはファッション誌「CanCam」の読者モデルを経験。当時、大物俳優の大沢たかお(56)とデート現場をスクープされたこともあり、鳴り物入りで18年に入社した。
「局内で色眼鏡で見られても、全然お構いなし。仕事でミスしてもあまり動じることなく、威風堂々としたたたずまいで落ち着いていましたね」
先輩局員が振り返れば、芸能評論家の織田祐二氏もこう回想する。
「バラエティーに出演すると、自分からものまねができるとアピールしていましたね。そういう時はたいてい微妙な空気になることが多いのですが、岩田アナの場合、ローラ(34)や仲間由紀恵(44)、篠原涼子(50)のものまねのクオリティが抜群だったんです。家でも声まねをしながら犬を叱るなど、毎日の練習を欠かさず、飽きられないようにレパートリーもどんどん増やし、プロ顔負けでした」
大物ルーキーに上層部も将来性を見込んで、1年目の9月に長寿番組「世界まる見え!テレビ特捜部」の4代目の進行役に大抜擢した。
「共演者の所ジョージさん(69)とビートたけしさん(77)の懐に入るのも早かった。収録の合間に岩田アナから積極的に話しかけて、臆することなくツッコむので、スタッフもヒヤヒヤしたのですが、今では娘のように溺愛されています」(日テレ関係者)
大御所を籠絡した強敵に対し、得意の宮尾すすむのものまねを引っ提げてリングに登場したのは、テレビ東京の田中瞳アナ(27)。
こちらもキャリアでは負けていない。1年目で人気バラエティー番組「モヤモヤさまぁ〜ず2」の4代目アシスタントに起用されると、同年に報道番組「WBS」のレギュラーも任され、出世ルートをばく進。テレ東関係者も感嘆した様子でこう話す。
「特に『モヤさま』では、さまぁ〜ずと阿吽の呼吸が大事。田中アナはムチャ振りに応えながら、想定より面白いリアクションをするので、誰も予期せぬ方向に番組がうまく転がっていくことが多く、視聴率アップに貢献しています。番組を担当して5年が経つので後輩アナに任せたいところですが、田中アナを超える逸材がいないし、オヤジ世代の人気が異常に高いので、視聴者離れは避けたいのが本音です」
実力伯仲、「次期エース候補」と呼ばれるまで成長した2人の対決は、このままドロー決着になると思われたが、最終ラウンドで岩田アナが弱点をポロリ。女子アナウオッチャーの丸山大次郎氏が解説する。
「岩田アナは天真爛漫なキャラクターゆえに、色気を感じさせないんです。これまで艶ボディをアピールしたのも、ノースリーブ衣装でプニプニした二の腕を披露したくらい。一方で、田中アナは『モヤさま』でのエロスハプニングはお手の物。パツンパツンの着衣ニットで巨乳を突き出せば、全力ダッシュで盛大に弾ませることも。6月1日に放送された川崎市(神奈川県)を散歩した回では、公園で滑り台を勢いよく滑り、ロングスカートがはだけそうになって股間付近を手で押さえるのですが、妙に生々しくてエロティックなんです」
最近では「WBS」でスーツ姿でレポートしている際にも、前屈みになった時に、ブラウスから白肌の美乳谷間がチラ見えする艶ハプニングが発生した。
一瞬の隙を見逃さずにエロスラッシュを仕掛けた田中アナ。バラエティー女王対決を制し、勝ち名乗りを上げた。