筆者は現在、タイを訪れている。8月1日、円相場が1ドル=147円台に達し、円高が更新された。しかし、タイ現地のナイトライフは物価高の影響で、以前ほどお得に楽しむことが難しくなっている(1バーツ=4.15円)
そんなバンコクでも、昔と比べて料金がさほど変わっていないとされているのが、タニヤだ。バンコクの「元祖・日本人街」として知られるタニヤには、日系飲食店や、日本でいうキャバクラに相当するカラオケ店が多く並んでいる(写真)。
一時期と比べると日本人旅行者の数は減ったと言われるが、現在はどうなっているのか。現地の飲食店員に話を聞いてみた。
「ナナプラザやソイ・カウボーイのゴーゴーバーでは、コロナ前と比較して約8000円の値上げがあり、一晩の料金は3万円台と言われています。しかし、タニヤのカラオケでは一晩連れ出せるロング料金が4500バーツ(約1万8600円)と、かなりリーズナブルに楽しむことができますね。コロナ前と比較すると1000バーツ(約4150円)の値上げですが、ゴーゴーバーに比べると、そこまでの上げ幅ではありません」
つまり現在も、日本人向けの据え置き価格で営業しているということだ。だが、客数はコロナ前の5割から6割ほどにしか戻っていないという。
一方、バンコクのナイトライフ事情に詳しい男性からは、これから訪れる日本人旅行者に向けて「タニヤでお得に遊ぶウラ技」を明かしてもらった。
「おススメは早い時間に行って、気に入った女の子を連れ出すことです。女の子にはロング料金の4500バーツとチップ300バーツ(約1200円)を支払います。店には連れ出し料として1000バーツほどを支払えば、あとは居酒屋やローカルディスコ、ホテルに行って自由に過ごしても、合計で6000バーツほど(約2万4900円)です。現在、バンコクのゴーゴーバーの2時間のショートタイム料金と同額程度で楽しめます」
夏休みにタイ旅行を計画している人には、触手が動く情報なのでは…。
(カワノアユミ)