スポーツ

古橋亨梧よ、マンチェスター・シティはやめておけ!国内ファンが完全に「移籍非歓迎ムード」な2つの理由

 セルティック(スコットランド)のエースFW古橋亨梧の獲得に向けて、マンチェスター・シティ(イングランド)が本格的に動いていると、8月21日に欧州メディアや複数のジャーナリストが報じ、一気に注目の的になっている。

 シティといえば、世界最高峰のプレミアリーグで4連覇中のビッグクラブ。それだけに移籍が実現すれば、日本のサッカーファンにとって今夏最大のサプライズになるだろう。

 ところが、だ。意外にもSNSではウェルカムの空気が流れていなかった…。

 今回、古橋の移籍話に信ぴょう性をもたらす理由のひとつに、欧州の移籍市場に詳しいイタリアの有名ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏がXで、

〈マンチェスター・シティは、ウイングの候補の1人に、セルティックから古橋亨梧の獲得を検討している〉

 と、つぶやいたことが報じられている。だが、古橋はウイングでプレーしたことはあるが、セルティックでゴールを量産してきたのは、センターフォワードとしてなのだ。

「裏に抜ける一瞬のスピードの早さや、オフザボールの動きで相手のマークを外す上手さは一級品であることに疑いの余地はありません。ただ、プレミアリーグのウイングにはブライトンでブレイクしているFW三笘薫のような、ゴリゴリのドリブラータイプが求められている。古橋は日本代表戦ではワントップで起用されているだけに、なぜウイングで獲得しようとしているのか、ファンの間で歓迎より先に疑問が湧くのは当然でしょう」(サッカーライター)

 現在、シティのウイングには、イングランド代表のフィル・フォーデン、ジャック・グリーリッシュ、ベルギー代表のジェレミー・ドクといったドリブラータイプのタレントがズラリ並んでいる。もし加入したら、ポジション争いがし烈を極めるのは間違いない。

 一方で、名将のジョゼップ・グアルディオラ監督なら古橋を定位置であるセンターフォワードで起用することは考えられる。だがそうなった場合、今度はノルウェー代表のアーリング・ハーランドとの絶望的なポジション争いが待つことになる。

「ハーランドは8月18日に行われた第1節のチェルシー戦で先制点を奪い、通算100試合で91ゴールという驚異的な記録を残しています。24歳と年齢も若く、もはや手がつけられない怪物的存在です。22年にシティに加入したアルゼンチン代表で〝メッシの後継者〟と呼ばれるFWフリアン・アルバレスでさえポジションを奪えず、お手上げとばかりに、今夏にアトレティコ・マドリード(スペイン)へと電撃移籍しました」(前出・サッカーライター)

 セルティックは移籍金2000万ポンド(約38億円)を要求しているようだが、交渉が成立したところで、古橋にはいばらの道が待っているだけだ。

 とはいえ、26年北中米ワールドカップの出場を目指す古橋が万が一、最強軍団でポジションを奪うようなことがあれば、一皮どころか、二皮も三皮も向けて、日本代表のエース争いに一気に名乗りを上げることになるだろう。ここはひとまず、ビッグニュースの行方を見守りたいところだ。

(風吹啓太)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    自分だけの特別な1枚が撮れる都電荒川線の「マニアしか知らない」撮影ポイント

    「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線はレトロな雰囲気を持ち、映えると評判の被写体だ。沿線にバラが咲く荒川遊園地前停留所や三ノ輪橋、町屋駅前は人気の撮影スポット。バラと車両をからめて撮るのが定番だ。他にも撮影地点は多いが、その中で…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

    テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる

    「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【ロッテの大問題】「佐々木朗希は退化している」高木豊がズバリ断言した「欲とヤル気のなさ」
2
「呼び出し先生タナカSP」が「知的レベルの低い」アナウンサーホイホイだった悲哀
3
「ミヤネ屋」宮根誠司が女子アナとゲストを困らせた「ニュースが理解できない」事件
4
アンジャッシュ・渡部建「ベンツじゃないとやっていけない」が食らった猛反発
5
堀内恒夫委員長の発言が…巨人・菅野智之が15勝しても沢村賞「該当者なし」になる「ある条件」