芸能

手越祐也「115分ジャニーズ退所会見」で明かさなかった滝沢秀明との関係/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史

「中丸雄一が活動を自粛して、この番組の出演を楽しみにしてくれた方々には、ごめんなさいの気持ちでいっぱいです」

 女子大生とのアパホテル密会報道により謹慎中なのは、KAT-TUN中丸雄一だ。NEWSの「まっすー」こと増田貴久が、中丸とともにパーソナリティーを務めるMBSラジオ「増田貴久・中丸雄一のますまるらじお」の冒頭、リスナーに謝罪したのは、8月14日深夜のことだった。

 2021年4月にスタートした同番組の前身は2011年に、NEWSから派生したユニット「テゴマス」の手越祐也と増田による「テゴマスのらじお」。しかし、手越のジャニーズ事務所退所をきっかけに、番組は終了する。

 その後は増田がひとりで番組を続けていたが、2021年4月、事務所同期の中丸を迎え、番組は新たなスタートを切ることになった。

 そんな経緯があり、中丸の不倫報道における増田の心中は、文字通り忸怩たる思いであることは言うまでもない。

 一方、現在はフリーとしてアーティスト活動を行っている手越は、2023年11月に「ワインエキスパート」の資格を取得。チャンネル登録者数約134万人を誇る人気YouTuberとして、地上波番組以外に活動の場を広げている。

 手越がジャニーズ事務所を退所したのは2020年6月。退所会見はPR会社の仕切りにより「1社1カメ」で、記者も代表者のみ。会見の様子はYouTubeで配信されたのだが、ツッコミどころ満載ながらも、水分補給もなしに声を枯らすことなく115分、ほぼひとりでしゃべり続けた。

 会見終了後には「自分のストレートな言葉で話せてスッキリした」と余裕のコメントで締めくる彼の姿にある意味、タレント以外の突出した別の才能を感じた。

 だからこそ「事務所退所のいきさつや、噂の女性たちとの関係を赤裸々に語った」という前宣伝でこの年8月に発売された自叙伝「AVALANCHE~雪崩~」は、注目の的となる。

 ただ、著書では元モー娘の辻希美をはじめ、益若つばさやベッキー、きゃりーぱみゅぱみゅ、多部未華子など10人以上の女性芸能人について言及する箇所はあるものの、大半が〈報道と違って、付き合っているという事実はなかった〉。

 2015年6月にスクープされた柏木由紀子との「浴衣ツーショット写真」についても、男3人+柏木の4人での旅行だったとして〈友達です〉。

 そのかわりといってはなんだが、こんな気になる記述がある。

〈滝沢君と僕との間に確執なんて何ひとつありません〉

 そう説明しつつも、

〈ジャニーズ事務所を退所するにあたり、滝沢副社長へのご挨拶は残念ながらかないませんでした〉

 やはり2人の確執が見え隠れしていたことも事実だ。ともあれ、自らを「スーパーポジティブ」と自称。「圧倒的影響力を得て世界で成功を収めたい」というあくなき野望は、まだまだ続きそうである。

(山川敦司)

1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論