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【素朴なギモン】海外旅行先で日本の公営ギャンブルのネット投票は合法なのか

 円安の影響で、かつてほど海外旅行に出かける日本人は少なくなっている。それでも、9月に入ると3連休が増えるため、海外旅行を計画する人は出てくるだろう。

 同時に、祝日には競馬やボートレースといった公営ギャンブルのレースが開催される。JRAでは9月16日にセントライト記念(GⅡ)が、ボートレースでは9月18日から23日にかけて、ヤングダービー(GⅠ)が行われる。

 旅好きとギャンブル好きの間でしばしば話題になるのが、海外からネットで馬券や舟券などを購入してもいいのか、だ。海外からでも投票アプリやテレボートなどのアプリは普通にアクセスでき、投票は可能である。ただし、公営競技のネット投票もできるPayPay銀行のウェブサイトには〈日本国外では現地の法令等でご利用を禁止されている場合がございます〉と明記されている。

 実際のところはどうなのか。ボートレースの公式問い合わせ先に尋ねてみたところ、次のような回答を得た。

「基本は日本国内のみの利用であり、海外から購入できたとしても、その国の法律によります」

 カジノを合法としている国であっても、ギャンブル全般を合法化している国はほとんどないと言っても過言ではない。ネット上には「海外からでも普通に投票できた」という書き込みが数多く見られるが、それでもやはりグレーゾーンであると考えるべきだ。

 そのため、競馬やボートレースも基本的には国内での利用を前提としており、たとえ海外からの購入が可能であっても、それはあくまで自己責任で行うものとなる。

 海外旅行中にギャンブルを楽しみたいという気持ちは理解できるが、法的なリスクをしっかりと認識すべきだろう。

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