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中日・立浪和義監督「突然の退任表明」は掟破り「ベンチ裏は大荒れ」だった

 中日の立浪和義監督が9月18日の阪神戦に敗れた後、記者会見で突然の辞任を発表したが、ベンチ裏は大荒れだった。

「立浪監督が辞任を口にした」

 最初にメディアで報じたのは、試合を中継したラジオ局のレポーターだった。

「立浪監督がセ・リーグ最下位に転落したら辞任を自ら切り出すのではないかと警戒していたのは、球団親会社の中日新聞、中日スポーツなど。それに加えて独自の取材ルートがあるスポーツ紙2社も速報を出した。いずれも『その時』に備えて準備をしていたことが伺えます」(スポーツ紙デスク)

 ところが球団OBによると、

「あの日の辞任表明は『寝耳に水だった』と困惑する球団スタッフは案外、多かった。最終戦後の会見やファンへの挨拶で表明すると思っていたからです。最下位に転落したところで5位ヤクルトとのゲーム差は小さく、最終順位でギリギリ回避することもできる。現場を混乱させないためには黙っておくことも重要です。掟破りの手法に打って出たのは、一部で『立浪が辞意を漏らしている』と報道されたり、あまりのストレスに立浪監督が耐えきれなくなったからではないか」

 何の脈絡もなく突然、発表された辞任。現場に混乱の拍車をかけたことだけは間違いなかったのである。

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