「井上拓真選手と那須川天心選手はやらないし、そういうマッチメイクにはならないと思うんですよ。中谷潤人選手と井上拓真選手が当たると思うんです」
ボクシング元世界2階級制覇王者の亀田大毅氏が9月19日、自身のYouTubeチャンネル〈亀田大毅〉で、来年の世界バンタム級の対戦予想を行った。
世界バンタム級は中谷潤人がWBC、井上拓真がWBA、武居由樹がWBO、西田凌佑がIBFのベルトを有している。中谷と井上の日本人対決を有力視した亀田氏は、那須川の対戦相手をこう予想した。
「アジアパシフィック王者の天心選手と武居選手がバトル。それが来年の目玉のカード、2大タイトルマッチ!」
つまり、10月14日に行われるWBOアジアパシフィックバンタム級王座決定戦において、那須川は、9戦9勝(4KO)のジェルウィン・アシロ(フィリピン)に「判定で勝利する」と大胆に断言。武居と那須川の「元K-1」対決が実現するというのだ。
那須川がアジアパシフィックを争うのは、武居が世界のベルトを持つWBO。9月3日に行われたWBO世界バンタム級タイトルマッチで、王者・武居が比嘉大吾に3-0で判定勝利したが、審判3人は114-113×2人、115-112×1人と僅差であり、12ラウンドでポイントを奪っていなければ、武居の勝利はなかった。
亀田氏はこう断じた。
「僕、あれ運命だなと思って。天心選手と戦ってる絵が思い浮かんだ。この試合(アシロ戦)は運命なんで、天心選手は負けません」
来年、ボクシングファンの心を躍らせる2大タイトルマッチは実現するか。
(所ひで/ユーチューブライター)