アレンパを逃した阪神タイガースでは、とある人物について「来シーズン入閣情報」の噂が流れている。
岡田彰布監督の去就はいまだ未定で、9月27日に東京都内のホテルで開かれた12球団オーナー会議後に取材に応じた杉山健博オーナーは、
「今日、皆さんにお話できることは何もございません。含み置きしていただきたい」
とゼロ回答に終始。今シーズン限りで契約が切れる新庄剛志監督について、日本ハムの井川伸久球団オーナーが個人的にと前置きしながら、
「非常に素晴らしい采配で評価している」
と続投要請に前向きな姿勢を見せているのとは対照的だ。
就任会見で「そんなに長くはやらない」と語った岡田監督だけに、後任人事は関西マスコミにとって最大の関心事。その中で最近、入閣者として急浮上している人物がいるのだ。
「阪神、ロッテでプレーして2000安打を達成している鳥谷敬氏です。岡田政権誕生の際にも入閣の打診があったのですが『パリ五輪取材に行きたい』とこれを固辞していました。五輪はすでに終わっており、もはや入閣に障害はない。8月末頃から『鳥谷が来シーズン入閣予定』との情報が流れ始めて、マスコミ各社が裏取りに走っています」
人気、実力が伴った早稲田大学の後輩は、はたしてユニフォームを着ることになるか。