芸能

「アサ芸ギャンブル部」〈競馬歴13年目・守永真彩「地方競馬は着順よりも走破時計を重視!」〉(2)

─「みんなが買っていない馬券」というのは、当たりそうにないから、みんな買わないのでは?

「そういう意味ではなくて、例えば誰もが1着固定で3連単を買いたくなるような、抜けた1番人気の馬がいるとします。その場合、1番人気馬を外したワイドにするとか、3連複にして厚く張るとかですね。3連単は2、3着を折り返したり、1番人気馬が2着だった時のためにとか、どうしても点数が増えるじゃないですか。でも、3連複だと点数が少なくて済みますし、厚く張れる分、払い戻し金額が多かったり。なので〝世間が買いたい逆をいく〟ということは、馬券購入前に立ち止まって考えるようにしていますね」

─なるほど。マジで勉強になります!

「いえいえ、なんか、こんな偉そうなことを言ったところで、なかなか当たりませんから(苦笑)」

─大丈夫です。競馬だけではなく、どのギャンブルも同じですから(笑)。ところで、特に印象に残っているレースはありますか?

「あります! といっても的中したレースじゃないんですけど‥‥。去年のチャンピオンズカップですね」

─1番人気のレモンポップが逃げ切りました。

「はい。私は3連複で『2頭軸の全流し』という買い方をよくするんです。それでこの時は、レモンポップと、3着に入った9番人気のドゥラエレーデを軸に考えていたんですよ。でも1番人気馬との3連複だったので、ちょっと買い目を絞ってしまって‥‥」

─12番人気で2着したウィルソンテソーロを拾えなかった?

「はい。1番人気、12番人気、9番人気で決まって、3連単が190万円、3連複でも約47万円ついたんです。買い目を絞らす、素直に2頭軸で相手13頭に流しておけば‥‥。レース当日はディズニーシーに遊びに行っていたんですけど、あまりにも悔しすぎて、夢の国でうずくまりましたよ。『なんで買い方を変えたんだ!』って、しばらく立てませんでしたね」

─痛恨ですね。それにしても「2頭軸全流し」というのも、あまり聞かない買い方です。だったらワイド1点でいいじゃん、みたいな。

「そうですか? ハマらないこともありますけど、私は人気馬と人気薄で結構買いますね。でも、やっぱり優柔不断な性格が災いして、その買い方を徹底できなくて悔しい思いをしたことの方が記憶に残っています。先日のオールカマーもやっちゃいました。勝った1番人気のレーベンスティールと2着だった10番人気のアウスヴァールが本命・対抗だったんですけど、いろいろ考えた結果、3連複のボックスにしてしまい、12番人気で3着だったリカンカブールを取りこぼしてしまいました。この時の3連複が約3万円。悔しかったなあー」

─惜しかったレースほど覚えているもんですよね。

「私、周りから〝冬女〟って呼ばれていて。春から夏にかけては本当に当たらないんです(苦笑)。でも去年も、これくらいの時期から中央も地方もめっちゃ当たったんで、今年の勝負はこれからだと思ってます」

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論