スポーツ

ロッテ・佐々木朗希のメジャー移籍を否定した里崎智也の意外提言「ローテ守らなくてOK、レベルを下げて」

 ポストシーズンが終了したロッテ・佐々木朗希の周辺が、いよいよ騒がしくなってきた。かねてから俎上に載っている、ポスティングシステムによるメジャーリーグ挑戦問題である。球団の承認を得られるかどうかが焦点となっているが、これまで佐々木はシーズンを通してローテーションを守ったことはなく、「1試合100球メドで中4日登板」が基本のメジャー起用法に対応できるのか、不安視する声は大きい。

 ファンの間でもメジャー容認派と反対派が真っ向から対立し、侃々諤々の論争が繰り広げられているが、元ロッテの野球評論家・里崎智也氏が、意外な提言を行った。

 クライマックスシリーズ初戦で8回無失点9奪三振の快投を見せた佐々木について、

「考え方を変えようか迷っている」

 そう切り出すと、今後の「ロッテでの佐々木起用法」にズバリ斬り込んだ。

「18試合しか投げない、ローテーション守らない、それでもいいんかな。できないことに高いノルマを課しても、本人のためにならない。それだったらレベルを下げても、結果を残してくれたらいい」

 メジャー移籍を前提としていない言葉だが、今季のロッテの投手陣は25試合に登板した小島和哉がチームトップの12勝10敗、佐々木は18試合登板ながら、続く10勝5敗の成績を残している。投球回こそ稼げないが、むしろ小島よりも貯金の数は多い。里崎氏の言うように無理にローテを守らなくても十分、チームに貢献しているといっていい。

 今オフのメジャー行きが既定路線のように語られているが、むしろロッテとしては、来季から「省エネ投法」でやり繰りし、「25歳ルール」の適用が外れてから高額でメジャーに売った方がいいのは間違いない。

 佐々木は来るべきメジャー移籍のために、ロッテではできるだけ肩や肘を消耗したくないと考えていることだろう。里崎氏の起用法ならば球団と折り合いがつきそうだが、すんなり納得するかどうか…。

(ケン高田)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    「王座戦」初防衛に王手をかけた「鬼神・藤井聡太」の勝利の方程式は「パイナップル・キノコ抜き・室温20度」

    いくら漫画でも、こんな展開は描けない。将棋の第72期王座戦5番勝負第2局が9月18日、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで行われ、午前9時の対局開始からわずか30分で76手まで進む「AI超速将棋」を藤井聡太七冠が制して2連勝。王座戦初…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
また「サンデーモーニング」常連出演者が問題発言!衆院選の応援演説で「高市早苗は安倍晋三の女装」
2
朝からギャルはキツイ…NHK「おむすび」が不人気なのは「きちんとしたギャル」みちょぱに騙されたせい
3
阪神・藤川球児新監督「力のないベテランは不要」宣言…ファンの「名指し合戦」で出た選手
4
サッカー久保竜彦が酷評した「クソみたいに性根が腐っていて無礼」な元日本代表監督って誰かわかる?
5
「日本被団協」ノーベル平和賞で取材に応じた自民党・林芳正に「異変」鼻のホクロを取った理由は…