花見シーズンより一足先に、年末年始の宴席などで美女アナたちの紅潮顔が満開に咲き誇っていた。銀座でホステスしてたってイイじゃないの、笹崎さん! すったもんだの末この春、日テレに入社するあなたの先輩アナたちが「清廉」な仮面を脱ぎ捨てた「ムラムラ酔態」くらべ、無礼講で一挙お届けしよう。
4月からNHKの“夜の顔”として、「ニュースウオッチ9」のキャスターに抜擢された鈴木奈穂子アナ(33)。2010年から担当する「おはよう日本」では、明るいキャラクターと美貌でお茶の間の人気を集めたが、プライベートでは酒豪の一面を持っていた。NHK関係者はこう語る。
「局内の酒飲みといえば、かつては『ハシゴ酒の祐子』の異名を取った青山祐子アナ(42)が有名でした。でも、こと酒の『量』なら鈴木アナが上というのが今や定説です」
仕事が終わったあと、局内で一緒に飲みに行く相手を探すのは“よく見る光景”だとか。NHK関係者が続ける。
「『枝豆のおいしい季節だね』などと、旬の食べ物で誘ってきます。お酒が飲めれば店はどこでもいいので、安い居酒屋にも行きますね。泥酔すると真剣に仕事の相談をしても、『了解!』としか答えなくなり、会話が成立しなくなるのです」
へべれけに酔っても飲み足りないのか、帰り道にはコンビニでお酒とおつまみを大量に買う姿が目撃されている。
同じくNHKでは、本番中に大量の汗をかくため、“ワキ汗”キャラとしておなじみの有働由美子アナ(45)が、「あさイチ」で後輩に負けじと酒好きをアピールしていた。
昨年3月28日放送回でのことだが、作詞家の秋元康氏がゲスト出演した時、30代以上の女性を期間限定で募集していた「大人AKB」の面接を有働アナが受けることになった。番組司会のV6・井ノ原快彦に特技について聞かれ、
「30分で一升瓶を1本飲むことができます!」
「二日酔いになると滑舌が悪くなる」
と即答。秋元氏には好印象だったが、メンバー入りはかなわなかった。
昨年12月にオリコンが発表した「好きな女性アナウンサーランキング」で2年連続1位に輝いた日本テレビの水卜麻美アナ(27)は、「水卜会」を結成して、後輩アナたちを引き連れて飲みに行っている。
女子アナ評論家の宮川正之氏はこう話す。
「水卜アナをヨイショしてほめる会で、5時間くらい飲んでいます。番組の打ち上げにもほぼ毎回参加して、飲んだあとは男性スタッフと一緒にシメのラーメンにつきあいます」
実際に水卜アナと飲んだことのあるバラエティ番組関係者は、飲みっぷりをこう振り返る。
「日本酒やワインが好きですが、あまり強くはなかった。下ネタ全開の猥談で盛り上がると、鼻にシワを寄せて『嫌だ~、嫌だ~』と言いながら、ニヤニヤして耳を傾けています」
もっとも、日テレで一番の酒豪といえば、葉山エレーヌアナ(32)だろう。
女子アナ評論家の丸山大次郎氏が言う。
「大学(明大)時代から合コンで鍛えられて、とにかく酒が強かった。新人時代は朝の生放送が終わったあと、昼間からビールジョッキで豪快に飲んでいました」
だが、昨年離婚をしてからは、おとなしくなってしまったという。
「結婚前は毎日飲んでいたのに、今は子供もいるので、週1日。誰からも飲みに誘われず、1人飲みが多いそうです」(日テレ局員)
女子アナ界の頂点に君臨した後輩に比べ、寂しく“なみだ酒”に暮れているようだ。