J1リーグ歴代通算得点ランキング2位を記録し、日本代表でも活躍した浦和レッズのFW興梠慎三といえば、トレードマークがワイルドなヒゲだ。2005年に鹿島アントラーズに入団した時こそなかったものの、すぐに生やし始め、ダイナミックな風貌が特徴となっている。そんなヒゲを剃ったことが、浦和に所属していた時に一度だけあるという。
浦和レッズの公式YouTubeチャンネルに登場した興梠は、鼻の下からアゴまでヒゲをたっぷりとたくわえた、いつもの姿。これを剃り落とした理由は、
「娘の小学校の面接のため」
と興梠は告白した。風貌は選手個人の自由であるサッカー選手とはいえ、さすがに娘の面接でヒゲもじゃはまずいと判断し、きれいさっぱり剃って大一番に臨んでいる。
久しぶりにヒゲを剃り落とした感想はというと、
「恥ずかしかった。裸で来てるような感じで」
その後、興梠がヒゲを剃ることはなかった。
今シーズン限りでの引退を表明しているが引退試合ではぜひ「ヒゲの断髪式」をやってほしい。
(鈴木誠)