スポーツ

【大相撲九州場所】叔父・朝青龍の「ボロクソ助言」をブロックした大関・豊昇龍の「絶好調」

開催中の大相撲・九州場所序盤、大関・豊昇龍が順調な滑り出しで、今場所こそはと、大いに期待を持たせている。まずは相撲ライターの分析を聞こう。

「豊昇龍の破壊力は、初日から王鵬、若元春、平戸海を一方的に攻め切った相撲を見てわかります。大関昇進後、朝青龍の甥っ子とは思えない停滞が続いていたので、かつての朝青龍ファンなどは、痺れをきらしていた。あれこれ考えず今のような相撲を取っていたら、自然と綱が見えてくるはずです」

 叔父の朝青龍は、とにかく強気で、迷わなかった。が、豊昇龍は技の多彩さ、立ち合いの鋭さに恵まれながら、それをなかなか発揮できないでいた。相撲ライターが続ける。

「関脇時代の豊昇龍には、朝青龍からメールが届いていました。〈こんな取り口いいのか? 勝負から逃げる。バカやろ〉〈若いのに恥ずかしい〉などと、ボロクソにけなしていたのです。豊昇龍は叔父からの辛辣なメールを一時、ブロックしていたそうです。相撲は勝ってナンボの商売。忌憚のない意見を言ってくれる叔父の存在はありがたいはずですが。今は2人の関係がどうなっているのか…」

 テレビ番組でお笑い芸人に突っ込まれると、「叔父さんは強すぎて」と言って逃げたが、今場所は朝青龍のアドバイスなど必要がないほど絶好調だ。

 今場所は大の里、好調の若隆景、豊昇龍を中心に進むだろうが、優勝を左右する一番でも、相撲に集中できるだろうか。

(蓮見茂)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
3
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き