人気者はツライよ‥‥そんな心の声が聞こえてきそうなのがフジテレビ・佐久間みなみアナ(27)。舞台は暮れも押し迫った12月3日の夜、横浜だ。この日は横浜、中日で史上最多の通算3021試合に出場した谷繁元信氏(53)の「野球殿堂入り」を祝うパーティーが盛大に行われていたのだが‥‥。
会場は海にほど近い、老舗ホテルの〝ペリー来航の間〟との名前がついた宴会場だった。何でも18歳で広島から上京した谷繁青年が「将来、ここで催しを開きたい」と心に誓った場所だったという。
「会場にはおよそ300人が出席しており、所属事務所で社長を務めるヒップホップアーティスト・AK‐69の爆音ライブが披露される異様な空気の中、佐久間アナは中村光宏アナ(40)と共に、滞りなく司会進行を務めていました。2人と谷繁氏は今春まで放送されていたスポーツニュース番組『S‐PARK』で共演し、気心知れた仲とあって大役を仰せつかったのです」(フジテレビ関係者)
さすが一線級で活躍する佐久間アナ。パーティー発起人だったDeNA・南場智子球団オーナーや〝ハマのドン〟として知られる藤木幸夫氏、藤木氏の支援を受けて横浜市長に当選した山中竹春氏などの紹介、挨拶をそつなく仕切って進行した。
やがて、歓談タイムになると佐久間アナはスタッフに引き連れられ、あちこちに挨拶回りを始めたのだ。
「プロ野球選手と女子アナをくっつける〝手配師〟として過去、週刊誌にも報じられた有名な敏腕女性スタッフにアテンドされながら佐久間アナがやってきました。最初は谷繁氏やその同世代のOBらに『おめでとうございます』と声をかけていたのですが、徐々に現役選手の方へ。特に立ち止まって話す時間が長かったのはDeNAの桑原将志(31)、巨人の坂本勇人(36)の前に来た時でした。桑原は既婚者ですが坂本は〝独身貴族〟を謳歌しています。これまで元体操選手、アイドルらと浮名を流してきましたが、女子アナとの遍歴はなし。関係者しかいないエリアで、人目を気にすることなく話に夢中でした」(居合わせた参加者)
〝世話焼き〟のアラフィフスタッフの好アシストで、恋多き人気選手ともすぐに意気投合。人間関係を構築できるテクニックは、さすが看板アナとしか言いようがないが、そこには切迫した事情もあるようで‥‥。
「佐久間アナはフジ局内では売れっ子として認知されていますが、本人はあまりの仕事の多忙さに『出会いがない‥‥』と局内で嘆いているのです。今夏にはパリ五輪でプレーしたバレーボール男子のイケメン・髙橋藍(23)との親密さが報じられて、SNS上でバッシングを受けていましたが、結果的に〝職場婚〟を狙っても今の仕事ぶりでは仕方がないでしょう。今回、〝婚活ドサ回り〟を展開できたのは本人にとっても大きいはず。坂本ばかりか、桑原にキューピッド役を買って出てもらえば、ベイスターズにも森敬斗(22)、林琢真(24)といった有望なイケメン独身選手はたくさんいますからね」(前出・フジ関係者)
パーティーの主役・谷繁氏の「ゆっくり歓談してほしい」との思いをくみ取ったかのように、その時間を心ゆくまで有効活用した佐久間アナ。もっとも、「出会い」を嘆く間もなく動き回り、飲まず食わずでおなかを空かせ、実際は色気より食い気モードだったとの指摘もあったが。