芸能

「昭和歌謡コンサート」運営者の「コロナ補助金不正受給」「悪質パワハラ」ワル実態を告発(2)コロナ禍でも減席せず開催

 弁護士に相談したところ、補助金詐欺の疑いがあるので、警察に行くようアドバイスをされ、対応した刑事にも事情を説明した。そんな中、新たな事実も判明する。

「AFFの補助金について、マイソング名義と男性従業員(以下、Z氏)名義でも受給していたのです。私名義も含めて計1800万円。本来、補助金はコロナ禍で公演ができなかった分の補塡などに使われるべきです。しかし、青木氏はコロナ禍でも減席せずにコンサートを開催するような男だった。そればかりか補助金で出演者の生活をサポートしてくれるわけでもなく、むしろZ氏が新車を買うなど、彼らの生活の羽振りのよさが見えました」

 コロナ対策の補助金に関連する不正受給は、全国各地で詐欺の疑いで逮捕者が続出している。複数の名義を使って不正受給をしているのであれば、計画的であり、悪質性を問われることもあるだろう。

 一方、昭和歌謡コンサートの人気に比例するように、青木氏のパワハラがエスカレートしていったという。

「次第に心ない発言をするようになり、『俺に逆らったらどうなるか、思い知らせてやる』『元ジャニーズの俺は、前職でいわゆる裏の仕事をしていた』と威圧してきました。それに加え、見た目もいつもエンポリオ・アルマーニのジャージ姿で、身長は180センチくらいあり、歌声カルテットのメンバーは萎縮して恐怖政治に支配されていったのです。1日2公演の時には、20曲すべてを前半と後半で変えるように指示されました。24年1月のコンサートの日、メンバーの負担が大きいし、演奏のクオリティが下がるので、変更するべきではないことを代表して伝えると、本番の30分前まで『黙って言うことを聞け、俺のコンサートなんだ!』と激高して恫喝され続けました」

 もはやパワハラは、日常的なものになっていた。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored
    318390

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    327330

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    326759

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
大の里「日体大OB『中村親方』との関係が悪化」/大相撲「初場所“裏”ネタごっつぁん座談会」(3)
2
香取慎吾が告白した「アイドルの闇」…キムタクVTRの謎と中居スキャンダル
3
豊昇龍「巡業先で『女の子の早々退散』に激怒!」/大相撲「初場所“裏”ネタごっつぁん座談会」(2)
4
ロサンゼルス山火事と大谷翔平に意外な影響を及ぼした「フジテレビ豪邸撮影騒動」
5
NHK「おむすび」に登場する藤原紀香「西宮出身なのにエセ度がハンパない」関西弁のゲンナリ感