中居正広の「9000万円スキャンダル」で渦中にあるフジテレビだが、ついに1月17日、港浩一社長が緊急会見を行うことになった。
「当初は2月28日の会見予定でしたが、さすがにこの状況ではやらざるをえなかったのでしょう。とはいえ、大荒れになることは間違いない」(放送担当記者)
コトの発端は「女性セブン」と「週刊文春」に、立て続けに「中居に対してフジテレビの幹部局員が芸能関係者の女性を『アテンド』してトラブルになった」と報じたことにある。フジテレビは局員の関与を重ねて否定したが、一部スポーツ紙によると、その幹部局員は今回の騒動により、1月15日から出社停止に。フジテレビ関係者が「報道を受け、心身の負担が募っている」と話しているというが、その幹部について「週刊文春」が新たなスキャンダルを報じている。
同誌に告発したのはなんと、フジテレビの現役女子アナ。約3年前、その幹部の側近に、都内高級ホテルに呼び出されたといい、そこに中居ともうひとりのタレントがいた。タレントは部屋で全裸になるなど、「性上納」と思しき実態が明かされたのである。その女子アナはどうにか難を逃れたというが、これが事実ならば、まさに「システム化」したものといえる。
また、港社長が主催する大手芸能事務所幹部との飲み会に、フジテレビの複数の女子アナが参加させられていたというから、もはやシャレにならないのだ。港社長自身が女子アナ「アテンド」システムの源流なのだと…。
「せっかくいい大学を出て難関をくぐり抜け、フジテレビの女子アナになったと思ったら、やることは日々の雑務に加え、男性タレントなどの接待要員なのだと。言葉は悪いが、アナウンス部の実態は『置屋』と変わらない。来年以降、入社志望者が他局に比べて激減することになるでしょうね」(芸能記者)
港社長が会見でどこまで真実を語るのか、大いに気になるのである。
(高木光一)