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「打球が前に飛ばない」打者のボヤキ…中日・根尾昂が中継ぎ転向で見せた「荒々しい新フォーム」

 中日ドラゴンズが2月8日に行う紅白戦が、ちょっとした注目の的となっている。春季キャンプ初の実戦で「ドラ1対決」が実現するからだ。

 井上一樹監督が2月6日に発表した紅白戦の先発は、読谷村出身の仲地礼亜と根尾昂。仲地は沖縄大学から2022年のドラフトで1位指名された「沖縄の星」。一方の根尾は、大阪桐蔭の中心メンバーとして3度の甲子園優勝を果たした逸材である。ともにドラ1指名ながら、プロ1軍ではなかなか結果を出していない。今シーズンから根尾は7から30に、そして仲地も31から26に背番号が変更された点も共通している。

 紅白戦は6イニング制で、12投手がそれぞれ1イニングを投げる予定となっている。いわばファン向けの「顔見せ興行」の側面もあるが、球団関係者は根尾に大きな期待をかけるのだ。

「根尾は2月5日のフリー打撃で、打撃投手を務めました。52球を投げて、ヒット性の当たりはわずか10球ほど。そのほとんどが詰まっていた印象です。フォームが以前より荒々しくなったと評判で、ある打者は『打球が前に飛ばない』とボヤいていました。この日、マウンドに上がった投手の中で、ストライク率はNo.1。昨シーズンまで指摘された制球難も克服している様子で、落合英二2軍監督は『理想のフォームに戻った』と太鼓判を押しています」

 2019年のプロ1年目から野手と投手の二刀流での活躍が期待されたが、打撃面では通算打率1割台、投手としても勝ち星はゼロ。昨シーズンの防御率は9.39と精彩を欠いた。

「井上監督はすでに、中継ぎ1本での起用を明かしています。これまで根尾が中継ぎでマウンドに上がったシーンを見てきましたが、ドームでは大歓声に包まれる。空気を変える男として、本領発揮してほしい」(前出・球団関係者)

 これまでとはガラリと変わった荒々しい新フォームで、1軍定着となるか。

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