社会

訪日外国人相手の間で広がる「ひと晩30万円で日本人女性と」闇売春アプローチ

 東京都新宿区歌舞伎町で訪日外国人を相手に売春を斡旋していたとして、警視庁は売春防止法違反の疑いで、2月5日に須藤一樹容疑者ら7人を逮捕した。

 捜査関係者によると、須藤容疑者らはメンズマッサージ店を装っていた。訪日外国人の急増に伴い、こうした違法行為が拡大している可能性があるという。

「訪日外国人の中には、スカウトマンに個人的な買春の仲介を依頼するケースも増えている」

 と明かすのは、パパ活事情に詳しいジャーナリストだ。

「日本人女性と関係を持ちたい外国人からのアプローチが増えています。客層は中国やシンガポール、マレー系の富裕層が中心で、料金はひと晩20万円から30万円ほど。国内のパパ活相場は、アプリ経由で3万から5万円。交際クラブを利用しても5万円から7万円が平均とされています。それに比べても高額なため、女性側から外国人客を紹介してほしいという要望も少なくありません」

 円安の今、海外へ出稼ぎに向かうよりも、日本を訪れる外国人旅行者を待つ方に移行しているのだ。

「海外の性サービス店への出稼ぎは入国時に強制帰国させられたり、現地で薬を盛られるなどの危険な被害に遭ったという話が増えています。そのため、リスクを伴う海外出稼ぎよりも日本国内で…と安全を優先させる女性が多いのです」(前出・ジャーナリスト)

 訪日外国人の増加は日本経済にとって観光産業の活性化などのプラスの側面を持つが、違法な売春や仲介ビジネスの拡大といった負の側面も無視できない。警察当局は今後も取り締まりを強化するとともに、国や自治体も対策を講じる必要があろう。

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